はい、世界のアソビ大全51です。たのしいですね。
発売日からコツコツプレイして高難易度までクリアした物もあれば未だに全然勝てない物もあり。フレンドさんとのオンラインプレイもできると言うことで一緒に楽しませていただいたりボコボコに蹂躙されたりもしました。
めちゃめちゃにされてるタコちゃんが私です。
さて全体の構造を俯瞰して語る様なゲームでも無いので、収録されてるゲーム1個ずつにコメントするアソビすることにしました。
基本サラッと触れるだけですが私の好みや興味や単なる気分で分量にはムラがあるのであしからず。画像もあったり無かったり。
では中身が薄い割にやたら長いので覚悟を決めたらどうぞ。
1.マンカラ
世界最古の知育ゲームだとか。へー。
ポケットの小石を掬い上げて、タネを撒くように一個ずつ隣のポケットに入れていき、最終的に大きいポケットに溜まった数を競う。小石をコトコトと落としていく感触だけでも楽しく見た目も綺麗だから何度でも遊んじゃう。
シンプルながらも空のポケットに最後の石を入れると向かいにある小石を総取りできるルールがあるのがスリリングで楽しい。空ポケットの向かいを避けたり横取りのためのスペースを作ったり様々な手を駆使してこれでイケる!と機嫌よく進行してても結局最後にはごっそり石を取られて負けたりする奥深いゲーム。
2.ドット&ボックス
ノートの方眼に一本ずつ線を引いて行って正方形を囲んだ数を競う陣取り合戦。一つ四角形を囲んだら囲めなくなるまで線を引き続けられるので、序盤は静かに口の開いた四角形や細長い通路が配置されていくが終盤は一気に陣が完成していくメリハリが効いてる。序盤も敢えて敵に取らせても良い配置を置いておいたり先を見据えたプレイイングが重要でこれまたシンプルながら奥が深くて楽しい。
学校の休み時間にノートの端を使って遊んでるような素朴な味わいもまた良し。
3.ヨット
このソフトの中で私の一推し(今は)(気分で変わるかも)。サイコロを使ったポーカーの様なゲームで、5つのサイコロを降って出た目を予め決められた12種類の役に当て嵌めていくゲーム。すべての役が埋まったら終了で、出目が悪くて点数にならなくても必ずどこかの役には当て嵌めなくてはいけないのが悩ましい。
1ターンに3回まで振り直せるサイコロと必ずどこか埋めなきゃいけない役目で運と判断力、勝負勘を要求されるゲーム性がシンプルなが面白い。対人戦で勝負の目を競うのはもちろん、一人でスコアアタック的に遊ぶのも楽しい。ボーナスを取るのが難しいんだなー。
4.コネクトフォー
垂直の枠に交互にメダルを落として縦横斜めいずれかで4つつなげた方の勝利なシンプルなゲーム。シンプルすぎてあんまり言う事が無い。そしてシンプルであるが故に、高難易度CPU戦なんかはかなりヒリつく戦いが楽しめる。特に斜めの列はリーチがかかってもなかなか気付けなくて突然相手に揃えられてビックリしたりするし、なんならお互い気づかずにしばらく放置されたりもするのが可笑しい。
あとこのゲーム、立体的な構造をしてるのでコマを落とす感触を気持ちよく楽しめる点でも全ゲームの中で随一なところがありますね。終了時に全てのコマをジャラジャラと落とすのがまた気分が良い。
5.ヒット&ブロー
予め隠された四つのピンの色と配置をヒット(色と場所が正解)とブロー(色が正解)の2つのヒントから予想する推理ゲーム。バトルシップゲームに似てるかな。脱出アドベンチャー系ゲームの謎解きパズルにも出てきそうな奴でじっくり推理する頭の体操が心地いい。対戦モードでは交互に解答して先に正解を目指すことになりますが、なんだかんだ協力プレイしてる気分になったりも。
マーブルのコマが可愛い。
6.ナインメンズモリス
ありましたか。
ローマで生まれたボードゲーム。交互にコマを置いて3つ並べたら相手のコマを排除でき、手持ちのコマを起き切ったらひとマスずつコマを移動させながら同じようにゲームを進める。
シンプル故に不利状況からのリカバリーも難しく、低難易度のCPUに勝利するのにもえらく手こずってしまった。ローマ兵の戦場さながらのシビアな世界でカチカチとコマを置いていく音だけが癒し。
7.ヘックス
光天使ヘックス!
六角形のマスで出来たフィールドを端から向かいの端まで繋げるゲーム。結構好きなゲーム。好きだけど勝てない。悲しい。遠目の位置に布石を打って上手いことそこに繋げて活路を開けると嬉しいですね。
しかしこの辺のボードゲームはどれもビジュアルにパワーがあるので良いですね。特にヘックスのハニカム模様のボードとコマはサイバースペースチックな風合いがとても良いですね。
8.チェッカー
斜めにのみ進めるコマを使った対戦ボードゲーム。相手のコマを飛び越えたらコマを取ることができて全部取ったら勝ち。赤いマスいる?
最初は前進しか出来ないけど最奥まで進んだ駒は戻って来ることができる様になる。そして壁際に配置して取られない様にしたり、コマ同士を並べたりで防御を固める戦略なんかもあるので攻防で良く考えなきゃいけないのが奥が深い。赤いマスいる?
9.ウサギと猟犬
前進しかできない猟犬3匹と前後左右斜めに飛び回るウサギ1羽の対戦ゲーム。ウサギが反対側に逃げるか猟犬がウサギを囲んで動けなくしたら決着。
ちなみにこのゲーム、完璧に最善手を取った場合は猟犬が必ず勝てるらしいですね。でも私が遊ぶと猟犬を使った場合はウサギ有利じゃない?ってなりますし、ウサギを使うと猟犬有利じゃね?ってなるんですがそこのところどう言うことなんでしょうか(下手なんですよ)。
10.五目並べ
いわゆる五目並べ。画像略。
うーむ書く事が無い。ただ先手プレイヤーには石を2箇所で3つずつや4つずつで置くのを禁止する、三三や四四といったルールがあるのは初めて知りました。勉強になります。
あ、あと私は五目あんかけ焼きそばが好きです。
11.ドミノ
倒さないドミノ。数字を繋げて並べていくドミノ本来の遊び方ですね。小学生の頃に児童会館で遊んだ記憶が蘇ります。結局つなげる遊びよりも倒す方のが多くやった気がしますが。端の数字が5の倍数なら点が入るなどのルールは初めて知りました。
しかしこの本来のゲームルールよりも並べて倒すと言うある種邪道の遊びがメジャーになってると言うのも珍しいパターンですね。最初に夢見てた世界では無い場所でも、輝ける場所があるならすくい取れる幸せもあると言うことなんでしょう。何が?
12.チャイニーズチェッカー
悪いなこのゲームは3人用なんだ!このゲームは3人用なんだじゃないか!実在してたのか!
そんなスネ夫向けゲーム。自分コマを反対側の陣地に移動させたら勝ちの3人対戦でコマを飛びこせば連鎖的にどんどん進んでいける。中盤以降のコマがぴょんぴょこ飛び回るフェーズになると盛り上がってくる。
それにしても3人対戦用ゲームとは珍しい。大体は2人か4人ですね。CPUと戦ったら、緑に進路妨害されてるうちにピンクにゴールされそうになってビビりました。CPUの集合的無意識によって結託されたのでしょうか。怖いですね。
13.ルドー
ルドー!それはサイコロの目によって定められた数字でコマを進め、遥なるゴールを目指す白熱の四人対戦双六ゲーム!今でもヨーロッパを中心に世界中で親しまれているボードゲームで、アソビ大全では1回の平均プレイ時間が最長のゲームとのデータが公式から出ているように、長くたっぷり楽しませてくれるゲームである。1人4つずつのコマを所持してゲームスタート、それぞれグルっとコースを1周させて各プレイヤーに設定されたゴールに4つ全てのコマを入れる事が出来たら上がりになる訳だが、そう簡単にはゲームクリアさせてくれないのがこの修羅場とも言えるシビアな盤面。まず自陣からコマをスタートさせるにも必ず最初は6を出す必要があるという独特のシステムがあり、開始直後はとにかく6が出るまでサイコロを回し続けることになる。もちろんそこは気まぐれなサイコロの目、何度降っても6が出ないという場合も勿論あり、その場合はゲームに参加することすら出来ない。何事もはじめの一歩を踏み出す切っ掛けを得ることが大切だというメッセージを伝えてくれる訳ですね。当然4つのコマ全てに適用されるルールなので1つのコマだけをどんどん進めてると後が続かなくなるから、ゲーム途中で6の目が出たらスタートからコマを出すか今進めてるコマを前進させるかの選択をゲームが迫ってきてプレイヤーを悩ませる。そして何より重要なルールが相手のコマは追い越して進めなくなる「ブロック」と相手のコマとちょうど同じマスに止まればその相手のコマをスタートまで戻すことができる「アタック」だ。複数のコマを使用する基本ルールと合わせて敢えて歩を進めずに壁として置いておくコマを残すか、アタックされる前にゴールに進めるコマを増やすか、その判断が勝負の分かれ目となる高い戦略性を産んでいるのだが、その戦略もサイコロの目という人間の手にはどうにも制御できない要素によっていともたやすく崩されることになる。この理不尽、不条理とも言える力によって積み上げた全てを打ち壊されても歩みを前に進まなければゴールにたどり着けないというこのゲームの本質は、まさに社会・人間関係・人生・生存競争・宇宙の摂理にも通じるメッセージが含まれていることに気付かされる。スタートまで戻されたコマはまた6が出るまではスタートできず、サイコロの目の波を読みながらコツコツと前進させていたコマがゴールを目前に踏みつけられてスタートまで戻された時の悔しさたるやたるや、それもまた醍醐味というもの。ちなみに「ルドー」という名はラテン語で「アソビ」を意味する(らしい)。まさに運・戦略・判断力・運・運そして運などあらゆるアソビに通ずる要素をエッサンスとして持つアソビの原点にして云々カンヌンなんとかかんとか…
それがルドーだ!!!
14.バックギャモン
サイコロでチップ型のコマを反対側のゴールに進める双六系ゲーム。2つ以上コマがあるマスは相手の侵入を防げたり、一つしかないますは相手に踏まれるとスタートまで戻されるのでその辺りの配置やコマの選択が重要。とは言えそこは双六なので、結局は進める回数を倍にするゾロ目をどれだけ出せるかが重要だったり。
チェスに次ぐというプレイ人口は世界で3億人に上るとかで、私もやたらカッコいい名前と特徴的なギザギザ模様を見たことはありましたがルールはこのソフトで初めて知りました。こう言う色々なゲームに触れる機会が出来るのはこの手のコレクションソフトの醍醐味ですね。
15.リバーシ
いわゆるオセロ。
私はこれが苦手でね。4つ角全部とってようやくギリギリの辛勝になるくらいです。なんでし。そんな訳でNPC戦なんかも苦労して突破したりしたなー。(オセロで言う事があまり無い)(リバーシですよ)最近はちょっとコツを掴めてきました 。多分ね。
16.チェス
見たまんまチェスです。この辺からメジャーなゲームが増えてくるのでルール説明も端折れまくって楽ですね。チェスは中学生時代にハマってた時期があるのでルールだけはバッチリ。定石も何も知らない下手の横好きですが。
ところでこのソフト、花札やトランプにはマリオの絵柄のバージョンに切り替えられるオマケ要素があるのですが、折角なのでチェスや将棋の駒もファイアーエムブレムシリーズのユニットなんかになったりするモードがあっらなーなんて思ったり。まぁ難しいのは分かりますがね。ドリームドリーム。
17.将棋
将棋。まごうことなき将棋。
将棋に関してはルール位は知ってても、セオリーやいわゆる囲いの様な物は全く知らないので、低難易度CPUとの対局もなんとなーく攻め上げてなんとなーく包囲してなんとなーく詰みを取ってるのがなんともかんとも。そんな感じです。
18.5五将棋
5かける5マスでお互いの目の前から始まる将棋。最初からクライマックス。
まぁ将棋が分かってないのでそこははい。逆にこれをクリアできる筋が無いと普通の将棋を勝つところまで持っていけないのでは...?
勉強しましょうね。はい。
19.花札
任天堂の真骨頂、花札のいくつかあるゲームからこいこい。手札と場札をペアにして引いてさらに山札から1枚引いて場札と合わせる。最終的にはポーカーみたいに役を作ると。役を作ったら「こいこい」を宣言してさらに加点を狙っても良いけど、そのまま相手に返されるリスクもあるからこの辺の判断と駆け引きがアツい。
ところで花札といえ「東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚」ですね。アトラスよりPSP向けにリリースされた学園伝奇ジュブナイルRPGで、物語の鍵を担う不可思議な力を持った花札を武器に装着してパワーアップしたりフィールドにセットして陣形効果を発揮させるシステムが魅力のゲームです。ボスキャラが光札をモチーフとしたモンスターだったりで私はこのゲームで花札に馴染んだ物です(アソビ大全は?)。
そんな東京鬼祓師のスタッフが作った前作、九龍妖魔學園紀の移植版がswitchで遊べるぞ!花札全く関係ないけど要チェックだ!(アソビ大全は?)
20.麻雀
ご存知麻雀。とは言っても私はこれでプレイするまで詳しいルールをご存知でなかったのですがね。カイジの麻雀編をルールも分からず読んでたくらいなものです。
アソビ大全の麻雀なら役もすぐに確認できるし、細かい処理はアシストしてくれるので私みたいなものでも麻雀を楽しめてとても良かったです。イーピンって遠目に見るとスタバのマークみたいですよね。
21.ラストカード
UNOのようでUNOではないモノ。出せるカードを温存したり複数枚出すことはできないシンプルなルールの仕様。サクサクとテンポ良く進行するのでサクサク回してサクサクドロー喰らってサクサクスキップされてサクサク手札が溢れるのが味わいです。
しかしこれってUNOは商標で使えなかったとして、ほぼまんまのルールは使えるというのはどういう...?と思ってたらそもそもUNOの元ネタになってるアメリカンページワンというゲームがあって、ラストカードはそれを限りなくUNOに近づけたゲーム、という事らしいですね。な、なぜそんな複雑な処理を...?
22.ブラックジャック
カードの数の合計が21を越えないように近づけていくトランプチキンレース。16〜18くらいの微妙なところで引くか退くか(ややこしい)のスリルが楽しい。
ところでこのソフトのギャンブル系トランプゲームでは最初に配られる何枚かのチップを増減させて最終的な枚数を競う様になっており、ゲームによってはゼロになったら強制的に降りさせられたりする訳ですが、ブラックジャックでは最初にもらえる100枚が無くなってチップ枚数がマイナスになっても賭け続ける事ができるのでカイジばりの借金ドツボにハマる体験が楽しめます。マイナス200枚くらいになると勝っても勝ってもマイナスを取り戻す事ができず破産の一途、借金地獄をお気軽に体験できる素敵なゲームとなっておりますね。
23.テキサスポーカー
2枚の手札と5枚の場札で役を作るポーカー。カード引きの運の強さと勝負所を見極める判断力が重要なゲーム。
1ゲームがコンパクトに終わる割にドラマティックに動くゲームの流れが楽しくて、フレンドさんとのオンプレイでも数時間ぶっ続けでやり続けてしまいました。
ただ私はとにかくカード引き運もなければ勝負勘も鈍い人間でして、以前20戦ほどプレイして3回程しか勝てなかったのですが、1回は雑談で気を逸らして勝利を掠め取り、1回は口プレイで騙くらかして勝利をもぎ取り、最後は全力の先行逃げ切りで場を冷やしながら駆け抜ける体たらく。シンプルなゲームほど人間性が出るというものですね。
私の汚い打ち筋が如実に現れたスコアボード。
24.大富豪
お馴染み数字が場札より大きくなるように手札を切って大富豪を目指すゲーム。色々なローカルルールのあるゲームですがオーソドックスな8切りなどを使用したもの。何ラウンドか回して最終的な階級によって勝負が決まる。大富豪の状態で負けると一気に最下位の大貧民に落とされる都落ちルールがあるので最後の最後まで気が抜けないスリル感。
カードを資産に見立てたバーチャルマネーゲームにより資本主義による搾取構造、格差社会の生み出す勝ち組負け組概念、革命による権力体制の解体と多くの事が学べるゲームとなっていますね。(言う事が無いのなら無理しなくても良いですよ)
25.7並べ
素敵なマリオトランプ。
最初に場に置いた4枚の7のカードの前後に同じマークで繋がる数字を置いていくゲーム。トランプが1組揃ってるか確認する時にも遊ばれるとか。そういえばそんな事をしたような思い出がありますね。
ちなみに私はギリギリまで数字を止めて周りのパスを消費させようとしたら、当然同じスートの自分の札も出せないことに気付かずに自滅するのが定番となってますね(馬鹿)。自分のカードを止めない位置をストップさせる事を最近覚えました。やったね。
26.スピード
場札から繋がる数字のカードを手札から出していって全ての持ち札を使い切ったら勝ち。トランプゲームでは珍しく出せるカードがあれば相手の手番を待たずにカードをどんどん出していけるリアルタイムアクションバトルで(リアルタイムアクションバトルか?)他のゲームと違った遊び味が楽しめます。
高難易度CPU戦ではAIの超反応による蹂躙で、機械の進撃に苦しまれる様が味わえてサイバーパンクな気分に(サイバーパンクな気分か?)。携帯モードのタッチ操作推奨。
27.神経衰弱
カードを揃えて集めるやつ。トランプの他マリオの図柄の素敵なカードでも楽しめる。数字の方が覚えやすいかな?
プレイすると記憶力に関するトリビアが見れる。ブドウ糖が効くそうです。へー。
そんな感じです。
28.戦争
戦場で出会ってしまった2人
ここから怒涛の運ゲー3部作。その先発にして頂点とも言えるこのゲーム。裏向きの手札3枚からお互い1枚を選んで表にし、数字が大きい方が勝ち。バンダイ版遊戯王のようだ(?)。
お互いカードを使い切ったら勝ち取ったカードが多い方の勝ち。うーむシンプル運ゲー。
でも私はシンプル運ゲーは割と嫌いじゃ無いので割と楽しいです。勝負勘がなくても関係ないぜー(運もない)。
29.たこ焼き
自分の場に1から10までのカードを全種類揃えるゲーム。山札から引いたカードが1から10なら自分の場に伏せられた10枚のうち対応する場所のカードをひっくり返す。その様はまさにたこ焼きを焼く職人が如し。めくったカードがまだめくってない数字ならそのままひっくり返し続けられる。その様はさながらたこ焼きの屋台が如し。
ジョーカー有りのルールなら好きなところを選んでめくれる選択要素があるけど、そうでなければめくるカードも引いたカードで決定されるストイック運ゲー。運ゲー通り越して作業感すらあるので頭が疲れてる時などの気休めに良い。かもしれない。おやつに食べるたこ焼きが如く。
30.ぶたのしっぽ
くるりと豚の尻尾の様に並べられたカードから交互に1枚選んで場に出していき、直前に相手が引いたカードと同じマークだと場札を全部押しつけられる。最終的に手札が多いと敗者となる。ぶぅ。
場札が溜まってくるといつハズレのカードが出るかハラハラして黒髭危機一髪みたいで楽しいスリリング運ゲー。手札を使えるルールならある程度カードの出目から残りのマークの割合を類推して引くか出すか選べるかな?(無理でしょ)
はい?
31.ゴルフ
ここからスポーツゾーン。露骨に語る事が薄くなるぜ。
と言う訳でまずはゴルフ。全9ホールのミニゴルフですが、そこはゴルフゲームで鳴らした任天堂。コンパクトながらしっかりとしたクオリティのゴルフゲームになってるのが流石といった所。スタンダードなホールから始まって、後半は川を越えたり島を渡りながら進んで行くと日光に煌く水面が美しい。癒されますね。
実機は流れがあってもっと綺麗。
ボールが軽くて風の影響がかなり強めな設定なのでしっかり風向きと強さの影響を予測しながら進むのが楽しい。打ったボールがグイングイン曲がる。こんな日にゴルフするんじゃありません。
32.ビリヤード
シャレオツテーブル球技をお手軽ビデオゲームで。打った先の軌道の予測が見えるので遊びやすい。
しかしこの9ボールというルールは、途中いくらポケットしても9番ボール1つを入れられるかどうかで結果が決まるのがシビアでスリリングなゲームですね。ハリーポッターに出てくる架空のスポーツ、クィディッチのようだ。そうかな。
33.ボウリング
ジョイコンを使った体感ボーリングゲーム。ほぼWiiスポーツ的な。パッド型ハードや分割型コントローラで任天堂ハードの集大成と目されるswitch君にかつてのWiiの名作スポーツゲームの魂が宿っている姿に涙が出ますね。
ちなみに何を隠そう私は数ある球技の中でもボウリングと卓球が大の苦手でしてね。体感ゲームでも例外ではないです。真っ直ぐ投げればガターに吸い込まれカーブをかければピンの前で回れ左。涙が出ますね。
34.ダーツ
ボーリングと同じくジョイコンの体感操作で遊べるダーツゲーム。当然苦手です。ものを真っ直ぐ飛ばすのがダメなんですね。姿勢と性根が歪んでるものでね。あはは。
ダーツの詳しいルールはこのゲームではじめて知りましたが、合計点が規定の値になるように点を狙っていくカウントダウン方式のルールはただ高得点を狙っていくのとは違う繊細さを求められて面白いですね。
35.キャロム
インド発祥とかエジプト発祥とか言われてるらしいビリヤード風おはじきゲーム。交互にコインを弾いて自分の色のコインを全てポケットに入れたら勝ちで、ラスト1枚を落とすまでに真ん中の赤いクイーンを落とさないといけない。
盤面が目まぐるしく変わる中で自分のコインをスナイプするシューティング感がたのしい。高難易度NPCと戦うとズキュンバキュン連続ゴールを決められて逆に爽快感がある(?)。
あとマジでゲーム内容と関係ないんですがゲームに入る時に一瞬映る画像右上の椅子のデザインが実家のダイニングの椅子に似ててほっこりする(マジでゲーム内容と関係ない)。
36.トイテニス
おもちゃのテニス。画像だと見にくいけどテニスボードの表面の傷の表現なんか妙に凝ってて良い質感。このソフトはどのゲームも見た目や音だけでも良い気分になれますが、トイ〇〇シリーズは駒を使うゲームとはまた違った良い意味でおもちゃっぽい感触が触ってカチャカチャたのしい。
フォアとバックの切替や左右・ロブの打ち分けなど割とテクニカルな操作を要求されるので、おもちゃと侮ってると普通に苦労する。
37.トイサッカー
トイなサッカー。温泉施設のゲームコーナーに置いてあったりしてガチャガチャプレイするやつですね(適当言ってる)。この手のサッカー盤ってリアルのやつも結局ガチャプレイに終始することになるイメージなんですがどうでしょう。なんて言ってるとガチャガチャ振り回した自分の選手でオウンゴール決めたりする訳ですけどね。はい、落ち着いてプレイします。
ところでこのトイサッカーのBGMがとても良い。ソフト全体を見ても良いBGMが揃ってますが、個人的にはこれとコネクトフォーの2強ですね。サッカーサンバ的な高揚感と疾走感が楽しいトイサッカーBGMも良いですし、昼下がりのテラスでゲームに興じてるような洒脱さに頭脳をチリチリ焦がす焦燥感が合わさったようなコネクトフォーのBGMも最高ですね。
38.トイカーリング
氷上のチェスを卓上に戻してみました。みたいな。ちっちゃなストーンを弾いて一番真ん中に近いところに置いた方の勝ち。ご覧の通りストーンでごちゃごちゃになって楽しい。ブラシでゴシゴシする人はなし。
しかしこの卓上カーリングセット、ストーンにローラーが付いてるタイプなんかは市販されてますが、このように氷のコートをボード上に再現させるものは現実に作るのは難しそうでこの辺りはゲームの醍醐味みたいなところがありますね。
39.トイボクシング
パンチとガードの2ボタンで遊べるお手軽パンチアウト。時間内に相手を後ろに押し込んで勝敗を決める。タイミングよくカウンターを入れると大ダメージを与えられて大きく押し込める。うむシンプル。シンプルなのであまり言うことがないけどシンプルにバチバチ殴り合うのが楽しい。
強いて言うなら背景にフローリングの床が見えるのが、子供たちが床に這いつくばりながらも楽しく遊んでる様を想像させて楽しいですね。強いて言うほどのことじゃ無かったですね。
40.トイベースボール
野球盤ですね。
これで遊んでいると割と自由なタイミングで投球できて特にボークなども取られない投手側有利でわ!?なんて思ったりしますが、とうぜん攻守は両方回ってくるので誰が有利とか言うあれでも無かったりするバランス。でも対人戦でどう見てもガッツリボークなセコすぎるフェイント戦法を取るとをかなり強い。友達失くしますよ。はい、すみません...。
41.エアホッケー
いわゆるエアホッケー。超高速で飛び交うパックを撃ち合いゴールを狙う。マジで超高速なので自分で撃ったパックの反射を捉えきれずに自爆することも多々。パックはなめらかに滑るしマレットもすべらかに動くのでうっかり自分の方にパックを弾いちゃって自爆することも多々多々。
42.スロットカー
スティック操作によるアクセル加減速だけで楽しめるシンプルレースゲーム。最高速でコーナーに突っ込むとコースアウトして吹っ飛んでいくのでギリギリを見極めて減速と加速を繰り返すのがとても楽しい。私はマリオカートでもコーナリングからの再加速が醍醐味だと思ってるプレーヤーなのでね。そのエッセンスだけを繰り返し楽しめる訳です。
パーツや工具が散らばってる画面レイアウトも面白くて良いですね。コーヒーあるし。コースからマシンに電力を送るためのコードが左下から伸びてるのが芸コマ。
43.フィッシング
RPGなんかでもよくある様な釣りミニゲーム。餌を投げて食いついたらタイミングよくボタンを押すやつ。ちょうどあつ森の魚釣りにハマって魚釣りまくってた時期に触ったのでこっちでも魚釣りまくれるのか...と戦慄したものです。
実機で見るとエグい魚のグラフィックのぬらぬら感は一見の価値あり。ちょうぬらぬらしてる。
44.VS タンク
ちっちゃな戦車で机の上のバトルゲーム。コーヒーあるし。直進する弾と山なりの炸裂弾を打ち分けて相手を狙い撃つ。直進弾は遅めに飛んで行って壁に当たると反射してフィールドに残る。この跳弾がまたやたら長時間フィールドに残るので、ギリギリで躱した弾が浅い角度で反射してそのまま背中に当たったり、ステージギミックみたいな起きぜめを撃ち合う世紀末フィールドが展開される。そして地上の弾に気を取られてると上から山なり弾が飛んでくる訳ですね。戦場は非情です。
ところでこういうモチーフを活かしてゲームスピードを自然に落とすことでアクションやシューティング対戦をとっつきやすくする手法は任天堂の御家芸なイメージがありますね。スプラとかスティールダイバーとかね。私みたいなヌルゲーマーでもとっぷり楽しめて良いもんです。
45.協力タンク
VSタンクの対NPC戦。フィールドに放たれた複数の敵戦車を殲滅する。ローカル通信で複数人プレイもできるけどインターネット通信だと不可でした。残念。1人で遊んでも面白いシューティグアクションですけどね。
複数のswitchを並べると画面を繋げて遊べる謎技術が楽しめるとか。マリオパーティなんかにも有るやつ。あいにくとswitchを持ち寄るお相手もおりませんので試す機会もないのですが。やはり複数台持ちソロプレイか...。1人で遊んでも面白いシューティングアクションですけどね!!!
46.的当て
ジョイコンで狙い撃つシンプルシューティングゲーム。
Wiiに出てそうな射的ゲームですね。Wiiっぽいゲームが増えてきた。任天堂ハードの集大成と目されるswitch君がかつてのWiiの云々以下略。
47.6ボールパズル
次々と降ってくるガラス玉のようなボールを同色6つ繋げて消していくいわゆるオチものパズル。三角形か一直線、六角形の3種類の配置で並べて消すと相手の側に大量のボールを降らせる妨害攻撃ができる。
ご覧の通り夜空を彩るイルミネーションを思わせるようなとても綺麗なゲームで、負けてる時でも敵の攻撃によって自陣に降り注ぐ美しいボールの流星群に心を癒されるわけですね。そうかな?
最高難易度NPCは切れ間なく技を放ってくるので切れ間なく妨害の玉が降り注ぐことになり、その美しさに埋もれて敗北を期することとなる。ロマンティックですね。
48.スライドパズル
ウサギと亀のチクタクバンバン。スライドパズル上のレールを進む、ウサギないし亀がコースを外れない様にレールを繋げ続ける。コース上の宝石を取るとポイントが増える。
ウサギは速くて亀は遅め。ウサギは昼寝もしてくれないのでかなり忙しい。走者に注意を払いながらもパズルによるコース取りも考え、あっちもこっちも神経を巡らせる思考運動が楽しいゲームです。
49.麻雀ソリティア
麻雀牌をペアで揃えて取っていくソリティアゲーム。両端が他の牌に接触してる牌は取れないのでちゃんと順番を考えて取って行かなきゃいけない。
整然と積み上げられたお題の牌を見てるだけでも楽しいし、やたらめったらステージが多いのが嬉しい。これ牌を積んでいくのも順番も決まってるだろうし積まされたゲームの中の人大変だっただろうな…。ゲームで良かった。
50.クロンダイク
赤黒交互にカードをつなげるソリティアゲーム。「ソリティア」はフランス語で「さびしい」という意味だそうです。そっすか...。
ゲーム内容とは関係ないけどトランプゲームの名前見てると無限のフロンティアの主人公ハーケンの技名がトランプゲームモチーフだった事を思い出しますね。テキサスホールデムとかクロンダイクモードとかありましたっけ。かっこいいですもんね、トランプゲームの名前。
51.スパイダー
Windowsのアレ。同じスートのAからKまで順番に数字をつなげるソリティアゲーム。スート1種の初級と2種類の中級、4種全部使う上級の3レベルが設定されてる。初級しかクリアできませんがね。むずかしい(・ω・`)
思えば十ウン年前、我が家にやってきたパソコンに入ってたスパイダーソリティアやマインスイーパーをちまちま遊んでたのがパソコン文化に触れ始めた切っ掛けでしょうか。そのせいかこのスパイダーソリティアというゲームは、名前を見るだけでどうにもIT革命の香りを感じ取ってしまいますね。終わりが近づいていよいよよく分からなくなってきましたね。
・ピアノ
トリを務めますアソビはピアノです。ゲームでは無く演奏して遊べるバーチャルピアノおもちゃ。番号もなし。アソビ大全52じゃないか。タンクを1つにまとめれば51ですかね。どうでもいいか。
携帯モードでタッチ演奏が出来て本体をひっくり返せば電子音のショルキーに早変わり。ジョイコンを降ってマラカスやタンバリンにも出来る。
という訳でラストはこのピアノを使った私の演奏で幕としましょう。慣れないタッチ操作による安心感ゼロのふにゃふにゃ演奏をお楽しみください。曲はステラグロウより「藍桜」です。
#世界のアソビ大全 #NintendoSwitch pic.twitter.com/gkn3yZQh0J
— レソVer.2 (@spare_lenn) 2020年11月23日
以上!
(=・ω・=))))>< ←終わりを告げるえびふにゃー
と言う訳でここまで見てくださった方はありがとうございます。お疲れ様でした。
思いつきで書き始めてここまでえらい時間が掛かってしまった。ご覧の通り個性豊か様々なゲームが収録されており、私もたくさん語りたいゲーム・語ることはあんまり無いゲーム色々でしたのでね...。これもこのソフトに収録されたゲームのカラーが様々な方面に広がっているが故、アソビの大全を名乗るだけの事はあるというものでしょう(何を偉そうに)。
私の場合は序盤に出てくるようなボードゲーム系に好みのものが多かったでしょうか。全体通すとマンカラ、ヨット、ルドー、テキサスポーカー辺りが好きですかね。
そんな訳でアソビ大全51、遊んでみればその人の好みに何かしら合うゲームにきっと出会えるアソビの詰め合わせ、たっぷりと楽しませていただきました。
改めて以上!