ゲーミング・イン・フェルノ

ゲームと趣味の雑記帳

君は立ちはだかる試練 越える約束

 去年発売されたSRPGファイアーエムブレム エンゲージ」にどっぷりハマり、シリーズタイトルで初めて難易度ルナティックに挑戦しました、という覚え書き的日記です。

 

 手堅い駆け引きと派手な切り札演出のバランスが絶妙なこのゲーム、普段は難易度ハード止まりで満足してしまう私も初めてルナティックに手を出してしまう中毒性があり、その手強い布陣に苦しめられながらもなんとか完走したのでその記念の記録に。

 とは言ってもライトゲーマーなので使えるものは大体使ってクリア優先って具合の緩いスタイルですが。 

 

 記事にまとめるつもりがなかったのでメモも無く、印象的なシーンのハイライトをまとめた一言メモみたいなもので攻略記事などではないのであしからず。

 

・挑戦内容 

 難易度ルナティックをメインストーリークリアまで。外伝はクリア出来るもののみ手を出してとにかくエンディングまで辿り着くことを優先で。

 縛りらしきものとしてユニットのロストはゼロのノーデスクリアで。このあたりはプレイしながら折角だからと決めたことですが。

 

 また使えるものはなるべく使いますが、プレイ感の好みで縛ったものもいくつかあり、

【使用する要素】

・時水晶等のベースで使用できるシステム

・FEH連動特典(フォルクヴァングetc.)

・無料アップデート特典アイテム

・神竜の章での追加紋章士

・邪竜の章クリア特典ユニット・クラス

・その他エキスパンションパス購入特典アイテム

【使用しない要素】

・試練の離れ関連要素

・邪竜の章を利用した周回稼ぎ

 といった具合に。

 

 ちなみに不安定な要素に絆のかけらを使うのが不安だったので絆の指輪は連動特典のFEHメンバー以外はほぼ未使用でした。こちらをメインに使用する縛りなども楽しそうですね。

 また今回はノーマル・ハード回ではほとんど使わなかった錬成や紋章刻印もここらで初めて駆使しましたがこれはとても便利でしたね。特に紋章刻印で武器に際立った特性をつけて使い分けるのが強力かつ楽しい。

 

 そんな感じで肩の力抜いて緩めに挑戦をスタートです。

 

・序章〜3章【聖地リトス】

 まずはチュートリアルから。基本的にボスには特攻もブレイクも効きませんよなどと。

 ここは何故か3章よりも2章のルミエル様との特訓の方に手こずってしまうという体たらくでしたが。最序盤特有のこちらの手札の少なさからくる詰めパズル感ってのも高難度攻略の醍醐味ですね、と言い訳してみたり。

 

・4章【フルルの風車村】

 ルナティックな難易度が本格的に牙をむく章。門番ルイ氏がしっかりと存在感を示し、この先も頼りになるだろうなと期待させてくれましたし、実際そうなる事に。

 ボスと取り巻きの猛攻をいなしながら徐々に戦線が後退していく様もまた度々目にすることになる高難度名物で。 

 

・5章【フィレネ城】

 何度か試行錯誤しましたが、貴重な宝箱に目が眩んだからと2ルートに軍を分散させず、しっかり固まって前線の敵布陣を凌いだ後で騎馬兵の機動を持って盗賊を討伐すればアイテムも回収しつつ完全クリア出来ることに気づいてからきっちりクリア。とは言え宝箱を守る余裕があったのはこの辺りまでで以後はその辺り妥協することが増えていきますが。

 

 この章をクリアした頃にハード回での25章に死ぬほど苦労させられた記憶が蘇り、この先に待ち構えている過酷な未来に気が重くなるなど。

 

・6章【峠の集落

 初のルナティックにおける索敵マップの怖さを存分に味わうマップ。基本的に予定外の被弾は即死に繋がる難易度でこのギミックはあまりに恐ろしい。

 何度かキャラのロストも覚悟しましたが、入り組んだ地形を利用した敵の分散などを利用した戦術がハマりました。上の画像のとっ散らかった陣形に激戦の跡が見えますね。

 

・7〜9章【グランスール大橋・ブロディア城・国境の砦】

 この辺りは高難易度の確かな手応えもありつつも、理不尽さを感じるほどでもないバランスでとても楽しかったです。

 大橋の上下からくる飛行兵の奇襲と砦でのシーフの回避力、ブロディア城防衛マップでのアイビーが装備した闇のリーフの手強さは印象的ですが。

 シグルドで機動力と命中率を補強したルイが攻撃に防御に大活躍。

 

 そして紋章士が奪われる前にチキ外伝に挑戦しておこうと目論んでなす術もなくボロボロにされて逃げかえるなどの事件も。

 全員揃ってのストーリークリアが最優先の今回の挑戦、最低難易度のルキナ外伝でも普通にクリアが難しかったりする事もあって結局ルキナ・リン・アイク・カムイ・ベレト、神竜の章におけるチキ・ヘクトル・ヴェロニカの外伝のみのクリアとなりました。ルキナ以外は入り組んだ地形やギミックで進軍してくる敵を絞りやすいマップですね。

 この辺りのやり残しもクリアして完全クリアと行きたいところですが果たしていつになることやら。

 

・10〜11章【デスタン大教会・影の原野】

 そんなこんなでやってきた序盤の山場10〜11章の連戦。初見ノーマルプレイ時の衝撃も凄かったですが当然高難度プレイ時の圧力も凄かった。

 前哨戦のデスタン大教会での戦いからして過酷な長丁場で、オルテンシア隊の手堅い前衛陣といやらしい遠距離サポートのコンビネーション、それを越えた先に待ち構える異形モリオン王とハイアシンス王の2大ボスの破壊力。

 特にハイアシンス王は一度攻撃を許すと残像のチェインアタックにより一気に切り崩されるので一斉攻撃で倒さなければないのですが、大ボスらしい耐久力に流星群の射程による揺さぶりでこちらの攻勢を許さず。後に異形兵となってリーフと共に立ちはだかる際もボスラッシュマップで際立つ強さを見せつける恐ろしい相手でした。

 一度はハイアシンス王の元までたどり着くもどうしてもこちらの手札が足りず、仲間を1人切り捨てればなんとかクリアできるぐらいには追い詰めましたが、後々のことも考えて泣く泣くリセットっして再挑戦。ノーデスクリアを心に決めたのもこのタイミングでしたか。

 流星群とチェインアタックの間合いをジリジリと図りながら、最適なタイミングでこちらの最大化力を一気に叩き込む緊迫の戦いの末なんとか勝利を収めました。

 

 そしてその後に来るのが、いかに今まで紋章士の力と時水晶のカバーに頼ってたかを思い知る撤退マップ。アイビー達と合流するまでがとにかく大変。

 ルナティックではミカヤで範囲を広げたフリーズの杖が後ろから襲いくるので、レスキューとワープを大量消費してなんとか逃げ切った難所でした。

 

・12〜15章【トゥーラ砂漠・オアシスの里・ソルム城・北の城塞

 空気感も一転華やぐソルムでの戦い。ここから加入してくる上級職メンバーが普通に頼れる戦力なのは頼もしく、それはそれとして攻略はたいへん。

 相手の一般兵も強力になってきており、敵にターンを回す際に有効な反撃を与えられる布陣を敷くことを意識しないと自ターンのみでは手数が足りずに返しの相手ターンで壊滅させられる、という事をしっかり意識しないといけない状況が多発して戦いの激化を実感させられます。

 

 またこの辺りのステージは友軍救出や民家訪問のステージギミックも多いですがそこに求められるハードルも当然ハード以前よりも上がっており、城塞のセアダスもうかうかしていると普通に2ターン目で倒されてしまいましたし、12章の村民救出は速度が足りず泣く泣く諦めることに。すまなんだ...。

 

 オアシスの里の索敵マップは以前からの苦手マップでしたが、勿論こちらでも大苦戦で。特に見えない視界の外から次々と飛来する飛行兵の軍団を捌くのに大忙し。

 エンゲージが使えない代わりに2人がかりで襲いくるボスも手数を要求されて手強かったですが、フリーズの杖で足止めする事でターンを跨いでクリア。力押しのみでは勝ちきれないこの難易度で、各種サポート能力を持つアイテムやスキルが光ります。

 

・16章【紺碧海岸】

 異形竜くん、ご覧の通りの圧力。

 ツインストライクを受けてなお残るこの体力、自軍トップクラスのパワーをもつルイの攻撃でやっとダメージが入る硬さと手痛い返しの火力。防御無視でも高体力のルイだから一発耐えられますけど他の火力出せるユニットの体力だと普通に一撃耐え切らないこともザラです。

 この先もマップの中程で出てくる異形竜を倒すために早めにエンゲージを切るかどうかの判断を問われる場面で度々登場し、エンゲージを使用するのが早すぎても遅すぎてもジリ貧になるこの挑戦では厄介な壁として悩ませてくれましたね。

 

 そしてこの海岸マップ全体の山場として立ちはだかったのが中央部の砦周りでの大群の激突。

 下手に受けてから反撃しようとすると物量に押しつぶされてしまうので、敵の布陣に完全包囲される前に突き崩せる箇所に自分から攻め入り確実に敵の量を減らすような動きが大事でした。

 この意識は今後も要所要所で攻略の要となり、下手な受けよりは自分から攻めた方が強いこのゲームの基本的なバランス感覚を再確認できました。

 

・17章【フルルの港】

 中盤の山場、大軍を率いるボスラッシュとの真っ向勝負。 

 とは言えハード回で大苦戦して壊滅一歩手前まで追い込まれたマップなので気合を入れて挑んだのですが、システムの理解度が進んだせいかなんと今回の方がスマートに攻略できまして。

 もちろん楽な戦いではありませんでしたが、自分の戦術レベルが上がった手応えがあっ他のが嬉しく、苦しめられてばかりじゃないのがこのルナティックチャレンジの醍醐味ですね。

 このステージはとにかく敵の数が多いのでルキナをつけたユナカのデュアルアタックで毒を撒き散らすお気に入りの戦法がハマって楽しかったです。

 

・18章【イルシオン航路】

 狭い船上で挟み撃ちにされる厄介なステージ。強力な敵専用スキルを持つ相手もこのステージから登場するようになって気が抜けません。そのスキルこっちにも下さい。

 

 このステージはグルりとこちらを囲んだ強敵の圧力が高い上に逃げ場も少ない難所ステージで、なかなか攻略の糸口も見出せずにしばらく停滞していました。

 そんな暗中模索の日々の中で...

 

 ちょうど邪竜の章が配信されました。

 邪竜の章自体のストーリーや攻略も楽しかったですが、クリア後に解禁される要素も折角だから本編攻略の道程でちゃんと使いたいと思い、ルナティック攻略用データでコンテンツをクリアしてこちらを解禁しておきました。(ちなみにこちらの難易度はハードで。邪竜最終章ルナは攻略の主眼がそっちに変わってきそうな修羅場でしたのでいずれまた...。)

 

 という訳で邪竜の御子姉弟と追加クラスのエンチャントとマージカノンを加えてなんとか18章をクリア。

 エンチャントの万能サポートも頼りになりましたが、今回特に頼りになったのがマージカノンの超長距離射程とカムイのリングを合わせた随一の盤上コントロールで、逃げ場の少ない戦場マップでの敵の迎撃にピッタリハマってくれました。

 

・19章【ジーヴル港】

 狭まった路地を利用してジェネラル2人が上と下から押し寄せる大群相手に蓋をする様子。頼りになりますね。

 騎馬兵とウルフナイトの大隊の圧が凄いステージですが、魔法持ちの位置に気をつければ市街の地形を活かした攻略がハマり良い気分でした。

 

・20章【イルシオン城】

 今回の挑戦で何度も苦しめられた索敵マップがイルシオン城で最後の登場。圧倒的な暗闇の重圧で出迎えてくれました。

 しかしこの辺りから、こちらも本格的に牙を剥いてくるルナティックの狂気的な殺意に対抗すべく、手段を選ばない足掻きを見せていくことを決意。

 

 最後の索敵ステージである20章は暗闇から奇襲を仕掛けるグリのライナワープが厄介なステージですが、復活石を1つ使用させた時点で即座にゴールの拠点で待機するモードに入るのでそれを利用して攻略することに。

 最初のグリの出現地点がランダムなのでスタートを数回リセットした中々にセコい攻略方ですが、ここを対処しただけで楽になる訳じゃないので許されたし…。

 なんと言っても暗闇の奥から飛び出してくるウルフナイトの恐ろしさが印象的なステージでした。回避率の高い射程1-2武器持ちの恐ろしさたるや。重装兵の配置をミスしたらあっという間に喰らい尽くされてしまう緊張感がありました。

 

・21〜22章【神竜王城】

 嫌らしいギミックは無く高い火力と硬度を持った大群が物量で押し潰してくる前半と、再び指輪の使用を封じられての戦いを強いられる後半とで二重の試練が立ちはだかる連戦ステージ。

 ここのステージは小細工の通用する余地がないので今まで培ってきた戦術とスキル構成を駆使して挑みましたが、純粋なパワーのある21章はもとより22章はいかに自分が今まで紋章士の力に頼り切りだったかを10章振りに突きつけられ、クリアにはリアルに数日かかってしまいました。

 紋章士並みの尖った性能を誇るマージカノンの遠距離砲撃に助けられた場面が多かったですね。

 

 そしてこの頃に手強いステージでの苦戦を繰り返す中、シグルドが持つ再移動のスキルの強さを再認識したのでスタメン全員に継承させることを目論むことに。

 サポート役以外のメンバー全員に行き渡らせることになりましたが、最初から計画に入れていたらこの挑戦も中盤かなり楽だったろうなってくらいには強かったです。

 

・24章【グラドロン高山地帯】

 なんだかんだ時間を掛けられればクリアできないステージは少ないなか、珍しく掲げられた時間制限がこちらを焦らせる雪山ステージ。

 経験値や再行動を継承させるSPも欲しかったので部隊を中央に集結させてから上下からの敵を迎撃しつつ、固まって進軍するルートを取って進んでみましたがこれがキツかった。

 ただでさえ四方から押し寄せるてきに対応しなければならないのに、定期的に起こる雪崩によって陣形が崩されるのを防がなければならないのがまた大変。

 進むルートを下に寄せて対応する敵の方角を絞ったりと色々試しましたが結局うまくいかず、マップと睨めっこをしているうちに見出したクリアルートが...

 

 流星群とドローを利用して敵将を釣り出しての短期決戦、これです。

 経験値やアイテムドロップ等を泣く泣く捨てての速攻クリアとなりましたが、敵将と一緒に突っ込んで来る取り巻きの処理は避けられないので、まさに雪崩の如く遅いくる絶望的な軍勢をかき分けながら瞬間的に刃を交わし合うスリリングな戦いは楽しかったです。

 

・25章【グラドロン神殿】

 そうして数々の難所を越えてたどり着いたのがこちら問題のステージ、第25章「最後の門番」。そのタイトルに相応しくこのゲームでも屈指の難易度を誇るステージのルナティック版が立ち塞がります。

 圧倒的なステータスを持った敵の大群、それが倒しても倒しても追加投入される増援地獄。それらの対処に集中させてくれない嫌らしいステージギミックに、強力なボスとその周りを固める不動の護衛達。

 

 ノーマル・ハードでの挑戦回でもこのステージには散々手こずらせれたので、ルナティック挑戦を始めたばかりの頃から25章を無事にクリアできるかな...?とずっと不安に思いながら進んでいましたが。

 長期戦・ロストによるリセットは必至なこの挑戦の結末は...

 

 ご覧の有り様です。ワープ最強!

 

 ルナ攻略では1ステージ1ステージで手に入る経験値が貴重ですが、この頃にはそんなことを言ってられる余裕もなく、レベルやスキル構成も固まってきたのでこういったチャレンジに挑むことに。

 細かな手順は省きますがワープの杖と再行動を駆使して主要火力部隊をボスの目の前まで一気に運ぶことで、1ターンでケリをつけることに成功。エンゲージ+が火力の担保にちょうど適していて綺麗にハマった感もありますね。

 

 クリア自体は1ターンですけど、攻略手順を調べてから挑んだ訳ではないのでこの1ターンを成立させるのに結構な試行錯誤を繰り返し、その分の歯応えは普通にあったり。

 昔、新・暗黒竜の謎を全ての外伝を通るためにあえてユニットを減らしながら攻略した際も手数が足りなさすぎたのでワープの杖を利用したマルスの奇襲で1ターンクリアした事がありましたが、こういったギミックブレイクには欠かせないアイテムでしたね。今回も本当に助かりました。

 

 最終局面のクリアターンとタイムがこの様な感じに。

 さんざん苦しみ抜いた果てに振り切れた感情がRTAに走り出す様が見て取れますね。

 

・最終章【ラストエンゲージ】

 そして最終ステージ。ここを越えられれば今回の挑戦は成功ということで。

 前回、前々回のステージはあの手この手で道中をすっ飛ばしてクリアしましたが、ここではそうもいかず。

 結界のギミック以外は複雑な仕掛けのあるステージではないので持てる力を全てぶつける真っ向勝負になります。

 

 基本的に軍の分散は避けたいところですが、ここでは固まったままだと結界解除の時間が掛かってる間に対処しきれない量の増援が襲いかかってくるためユニットを2つに分割。

 物理にも魔法にも機動にもバラエティー豊かな敵軍勢にそれぞれ適宜有効な味方をぶつけて...ととにかくこのゲームの基本に忠実に進みつつも1つの判断ミスと悪運が状況の崩壊につながるため気は抜けません。

 また、結界の解除・復活のギミックは何ウェーブか繰り返されますが、ルナティックではそんな事繰り返してられる余裕もないので最初に結界を解除したら一気に攻め込んでそのターン中にケリを付けるのが必須ですが、エンゲージカウント状況と味方の配置とタイミングを測るのも中々大変でした。

 

 豪快な力と技のぶつかり合いと繊細な戦術運用を両立してようやく突破できる、まさにこの作品のゲーム性の集大成のような最終章、きっちり主人公でトドメを刺してクリアできました。嬉しいですね。

 何度か危ない場面はありましたが、最後までロストも出さずに全員でゴールできたのも満足です。

 

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 最終クリアタイムほぼ100時間。邪竜の章によったりリトライ・リタイアを繰り返したりしてるので実際の時間はまた変わって来るでしょうが。

 要素埋めの為の周回などをしてる訳でなく、純粋にステージ攻略のみに費やした時間でこれだけのめり込んだのは初めてでとても楽しい時間を過ごせました。やはり最高のゲームです。

 

 以下スタメンユニットの雑感など。

 

・主人公&マルス

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 サポート寄りなステータスとスキルを活かすべくウルフナイトにしてみた時期もありましたが、結局専用職でエンゲージやエンゲージ+を回した方が強いなという結論に至ったのでそんな感じで運用。

 マルスの回避力と剣戟能力を活かして、回避と必殺とエンゲージ技を連発するソードマスターのエースのような戦い方が良い活躍をしてくれました。この後に記載するディアマンド・スタルーク・ルイと合わせての4強の1人といった立ち位置に。

 

 ちなみに庭園の外伝をスルーしたので、通常到達するメリットが無く割と貴重なソロエンドを拝むことができました。神竜様が元気そうにしてて良かったです。

 

・ディアマンド&三級長
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 物理攻撃の前線エースとして活躍してくれたディアマンド兄様。級長ズのエンゲージ技と戦技を活かした火力はもちろん、それ以上に頼りになったのが個人スキルを活かした命中率の高さ。

 敵の回避率も侮れない割に1ミスが命取りになるこの挑戦では、多少の被弾と引き換えに確実に一撃を当ててくれる安定感がとても頼りになりました。

 神竜様と並んで戦線維持の要となる4強の一角です。

 

・スタルーク&リン
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 卑屈な言動に反して以前の周回でも安定して活躍してくれていたお気に入りユニットの1人でしたがルナティックでもその強さは健在で、ステージMVPの席をルイと二分する活躍っぷり。飛行ユニットを瞬殺できる弓兵は手数が足りなくなりがちなこの難易度ではキーとなるポジションだなと。

 固有スキル月光はリンのエンゲージ技とも相性が良く、必殺の一撃と合わせて絶望的な戦闘予測の状況すらひっくり返す事もある上振れ能力は要所要所でピンチを切り抜ける一射となってくれました。

 兄弟ともに活躍してくれて、武力の国の面目躍如といったとこですかね。

 

・ルイ&アイク

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 攻めの要のスタルークに対して守りの要だったルイ。硬すぎてダメージゼロを避けるルナの敵にはスルーされることすら有りましたが常に前線に陣取って戦線を守り続けてくれました。

 魔法武器の奇襲にあってあっさり落ちたり怒涛のチェインアタックに削り切られたりで、実は落とされる場面も軍で一番多かった彼ですがそれだけ身体を張ってくれた事もありステージMVP率は1番多かったですね。

 

 本来のクラスはランスアーマーですが、これだと重装の相手を受けた際の反撃に火力が出ないのでアクスアーマーに変えてハンマーを使わせてりしましたがアイクとの相性も良くて使いやすかったです。

 エンゲージ技がボス相手に使いにくい点はありつつも、一般兵のダメージをばら撒く為、いかに相手の大群とかち合うタイミングで覇克・天空を置けるかがステージクリアのポイントの一つとなるくらいには重要なポジションでした。

 

・ユナカ&ルキナ
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 最初はカムイと組ませて霧貼り戦法を試してましたが、いまいち火力不足を感じていたユナカ。

 ルキナをつけてデュアルアタックで毒を撒く戦法に切り替えたところで邪竜の章クリアで手に入れたエンチャントにクラスチェンジ。削り・デバフ・アイテムサポート・チェインガードと万能サポートとしての八面六臂の大活躍をしてくれました。

 毒撒き役としてのポジションは後述するマージカノンのメリンに喰われ気味な部分もありましたが、ボス戦で一撃で毒3つを入れられる砲撃に対して複数の敵に何度も毒をばら撒ける強みはこの構成独自の面白さがありました。

 

 ほぼ全員に再移動をつけることとなった今回の挑戦でもサポート役のユナカとジャンはSP不足で付けきれなかったですが、2人とも命玉の加護を付けることでチェインガードの発動をしやすくするスキル構成はかなり便利でしたね。

 サポートだけでなく個人スキルを活かして要所要所での必殺火力も出してくれる仕事人っぷりもまた強かったです。

 

・メリン&カムイ
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 命中補助スキル持ちということでマージカノン役に抜擢されたメリンと、砲弾でデバフを遠くに届けられる点で相性の良いカムイ。

 戦闘実績という点では前述の4強のメンツが活躍していましたが、戦場全体のコントロール力という点ではユナカと並んでのキーキャラクターとなりました。チャレンジ通しての貢献度という点では一番まであります。

 とにかくマップ全体を見渡した際に止めなければいけないピンポイントの相手に竜呪と呪縛をぶつけられるのがあまりに便利で、邪竜配信前に挑戦を続けていたら今回の倍以上は苦労していただろうなという予感すらあります。

 火力役としては目立つ場面は少なかったものの、一度に毒アイコンを3つ付けられるヴェノムシェルは特にボス戦で全体の火力の底上げに貢献し、特攻砲弾や魔法砲弾が硬めの敵に刺さる場面が何度かあったのも印象的。

 

・アルフレッド&ベレト

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 最初は専用職で使用していたアルフレッドですが、確率発動の防御スキルが高難易度だとイマイチ当てにしにくいので安定感をとってグレートナイトに。

 尖った部分は少ないので大暴れすることは少なかったですが、機動力を活かして戦力が必要な場所に駆けつけて必要な仕事を確実に遂行するいぶし銀な立ち位置に。

 強力なエンゲージ技の女神の舞を使用する役としても、前線からの近・中距離を維持して走りまわれる事が噛み合ってたりで部隊全体を支える屋台骨となってくれました。

 

・ゴルドマリー&シグルド

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 強いとの噂を聞いてたジェネラルゴルドマリーを試したかったので、試してみたら強かったの図。素の防御ステータスがルイを超えるとは思わなんだ。

 そんな訳でルイと共に防御陣形を築く守りの要としてとても頼れる存在に。シグルドで移動力を上げることで守りの薄い箇所をカバーできる機動要塞として独自の活躍を見せてくれました。


・アイビー&セリカ
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 動ける魔法要員としてアイビーの固有職セリカの能力を組み合わせて運用。

 飛行魔法職の柔軟さに加えてワープライナでピンポイントに一撃を打ち込みたいケースを解決してくれるので、強エネミーやボス戦で特にその強みを発揮してくれました。

 要所要所での杖のサポートも光る。


・ジャン&ヴェロニカ
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 杖役と命玉を使ったチェインガード回し、そしてヴェロニカの再行動を利用してのマージカノンの補佐と忙しく動き回ってくれたサポート役。

 ただこのポジションだとジャンの良成長がちょっと勿体無いのでフランかセアダスでも良かったかなと思わなくも。魔法要員として活かす道なんかも考えてみたいですね。

 とは言え痒いところの無いステータスで安定した働きはしてくれましたが。

 

 ヴェロニカの再行動スキルなんかは強かったのですが、エンゲージ技は私のガチャ運が振るわなかったのであまり活きた場面を思い出せず、まぁ無いよりはマシな...?

 かっこいい。

 

・パンドロ&ミカヤ

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 セイジにクラスチェンジしたパンドロにミカヤを付け、火力とサポートを両立した魔法役として。物理戦闘以外はなんでもできる便利なユニットでした。魔法受け役としても圧倒的な信頼感の魔法防御も素晴らしい。

 何より戦闘面ではパンドロの個人スキルによる命中アップが命中率の確保が大事なこのチャレンジではとても助けられる場面が多く、総じて安定して頼りになるユニットでした。

 

・ヴェイル&エイリーク
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 終盤加入してそのまま不足していた魔法火力役の即戦力として採用。

 エンゲージカウントを自動回復してくれるので強力なエンゲージ技を持つエイリークを活用してもらうことに。異形竜相手に存分にその威力を振るってくれました。

 耐久面に難があるのでトドメや削り専門に立ち回って貰うことになりましたが、ガッチリ防御を固めた相手に確実にダメージを通せる能力がとてもありがたかったです。

 

・エル&ロイ
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 邪竜の章クリアで加入した流れでそのままスタメンに。最終章での専用セリフなどがちゃんと用意されててアツかった。

 バランス型の能力なので使い所が難しかったところはありますが、ロイのスキルでステータスと耐久面をカバーする事で命中率の高い竜石で確実にダメージを通す仕事をしてくれました。

 

・ラファール&チキ
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 エルと共に加入した相方。斧役が不足気味だったので高い攻撃力を活かして存分に振るってもらいました。

 物理耐久の高さも優秀なのでチキの竜化と合わせて最前線で暴れてもらったり、最前線で危なくしてる味方に復活石を付けに駆けつけたりと忙しくして頂きました。

 

 そんな訳でシリーズで初めてのルナティックチャレンジ、ライトゲーマーの自分でものめり込める歯応えと爽快感の絶妙なバランスで最後まで楽しく駆け抜けられました。

 去年一年散々楽しんでの今に至りますが今回スルーした外伝の挑戦などまだまだ遊べるこのゲーム、私の生涯ベストゲームに数えられる1本となりましたね。

 

以上!> L(・ω・)))><