ゲーミング・イン・フェルノ

ゲームと趣味の雑記帳

ゲーム・オブ・ザ・2023

lennlenn.hatenablog.com

 

 丸一年更新をサボりつつもエイプリルフールのネタ記事だけは上げた変なブログですが、毎年恒例の総まとめくらいはね。という事で今年の振り返り記事です。

 ブログをサボってた分たっぷりゲームする時間は取れたので去年一昨年と比べてより充実したゲーミングまとめをそれでは

 

イザ!> L(・ω・)))><

 

【システム賞 ゼノブレイド3 新たなる未来】

 去年散々楽しんだゼノブレイド3、その前日譚となるストーリーを描いたDLC。ノアやミオ達の物語に繋がる新主人公マシューを中心としたアイオニオンの戦いに、シリーズ他作品との繋がりを示す前作主人公達の参戦がストーリー盛り上げる。

 

 本編のバトルシステムは様々なプレイヤーキャラクターの個性がガッチリ噛み合うことで生まれる多彩な戦略が魅力でしたが、パーティメンバーを絞りつつバトルに新たな彩りを与える各種システムがまた楽しい本作。

 去年の時点で追加されていたローグライク大魔境や本編にも拡張される新要素もあり、とにかく触ってて楽しいRPGだったのがより強化された年でした。

 

【ワールド賞 真・女神転生V】

 悪魔と人間が各々の信念や価値観をぶつけ合いながら織りなす物語が魅力のRPG

 一昨年の発売年時点で一周クリアはしていましたが、今年全ルートコンプリート出来たので改めて。

 

 コンプリートの為にメインの舞台となる異界ダアトを散々駆け巡り悪魔達と交流してきましたが、それが何より楽しい本作。

 荒涼としていながらも魔物が活き活きと跋扈し強大な神霊達が君臨する迫力の世界を描いたゲームフィールドが魅力的でした。

 

【演出賞 違う冬のぼくら】

 オンラインで行う協力謎解きパズル。

 それぞれのプレイヤーに提示されているヒントが世界観の描写から丸ごと違うというデザインが特色の1本です。

 

 協力パズルのもどかしいルールと少年たちのほろ苦くままならない思い出を描くストーリー演出がマッチしてました。

 

【没入賞 スイカゲーム】

 落下するフルーツを合体・進化させて巨大なスイカの完成を目指すオチものパズル。

 Switchでは2021年に配信されましたが、今年に入り大ブームを巻き起こしSwitch年間ダウンロード数トップになったキャッチーなゲーム。

 

 私もプレイしたのは数日間でしたが単純ながらも奥深いゲーム性にすっかりのめり込んでしまい、目標3000点は達成できませんでしたがみっちりやり込んでしまいました。

 

【ビジュアル賞 it takes two

 協力プレイ専用の謎解きアクション。

 離婚寸前の夫婦がその身に掛けられたまじないを解くために不思議な世界を冒険するゲームです。

 

 離婚寸前の夫婦とその娘を取り巻く物語の中で、登場人物の思い出や心情を象徴する風景が描かれたステージの謎を紐解きながら攻略しいくのでグッとゲームの中に引き込まれてしまいました。

 

【ストーリー賞 ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム】

 ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの続編である今作。

 広大なハイラルの大地はパワーアップしつつ更に舞台を空に地中に広げ、システム面でもクラフトやビルド要素により量・質ともに盛りだくさんになりました。

 

 そんな遊びのフィールドとしても完成されてる本作ですが、そこで語られるゼルダとリンクの物語がまたすごかった。

 世界を探索するゲームシステムを活かした雄大なストーリーが「ゼルダの伝説」のタイトルにピッタリとハマった感動と満足感が圧巻でした。

 

【キャラクター賞 最悪なる災厄人間に捧ぐ】

 魅力的なキャラクターに惹き込まれたゲームにはケムコアドベンチャーシリーズからこちら。

 他人の姿が見えない少年と透明人間の少女が織りなすダークなノベルADV。

 

 残酷なルールの世界で生きる2人(?)がもがいたり壊れたりしながら、最後に辿り着く結末が切なく、哀しく、それでも目を離せずしっかりと胸に刺さって離れない最悪で最高のストーリーでした。

 

【総合銅賞 グランディア HD】

 システム・ストーリー・ビジュアル・BGM等々どこをとっても楽しい総合力を評価したいゲームに贈る総合賞の最初はこちら。

 グランディアシリーズの2とセットになったリマスターコレクションから今年は1をクリアしました。

 

 熱いストーリーやBGM、戦闘行動がリアルタイムで変動するバトルシステムや魔法やスキルの成長要素などRPGとしての手堅さだけでなく独自性も豊かな本作ですが、何より印象的だったのがそのベースとなる世界を描くビジュアル表現。

 鮮やかに描かれたCGグラフィックのフィールドに、ドットで描かれるキャラクターが活き活きと駆け回ることで演出されるビビットでありながら奥深い世界観がとても魅力的でした。

 

【総合銀賞 パラノマサイト】

 呪いの力が解き放たれた東京を舞台に様々な人達の想いが交錯するミステリーホラーゲーム。

 

 深淵に迫るダークなストーリーもそれを彩る個性豊かなキャラクター達も魅力的な本作ですが、ただそんなストーリーを追わせるだけでなく、物語の謎をシステムを活かしてゲーム的に解かせる仕掛けが潤沢に詰まっててとても面白い体験が得られました。

 

【総合金賞 Fate/SamuraiRemnant】

 総合金賞はこちらFateシリーズの外伝作品、江戸時代を舞台に剣の道を極めんとする青年と古代剣士の英霊が紡ぐ闘いの物語を描いたアクションゲームです。

 

 主人公・宮本伊織と相棒・セイバーが江戸の町で送る賑やかでありながら時に寂寞とした日々を体験できるアドベンチャー面、そしてハイスピードな爽快感と確かな手応えを併せ持ったアクション面。

 それらが合わさることで重厚な剣と運命の物語を生きた説得力を持たせてプレイヤーに体験させる切れ味鮮やかなゲームでした。

 

【総合プラチナ賞 九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTURE】

 そしてあらゆる評価基準を超えて兎に角私のツボに刺さったゲームに贈るプラチナ賞、2004年に発売された九龍妖魔學園紀のリマスター版である本作です!

 発売当初にあったいくつかの不具合に修正が当たるのを待っていた為、発売からしばらくしてからのクリアになりましたがご愛嬌。

 

 戦闘や謎解きなどのゲームバランス面に粗っぽさはあるものの、ハイセンスな世界観、ファンキーでクールなBGM、青春の黄昏の中にあるキャラクターによる熱くも繊細な青春と冒険のストーリー、それらをまとめ上げる学園伝奇シリーズ特有のアドベンチャーシステムとどれをとってもワクワクさせる一本でした。

 

【総合アレキサンドライト賞 ファイアーエムブレムエンゲージ】

 そして今年とは言わず私の生涯の一本にも数えられるマスターピース、アレキサンドライト賞がこの1本!ネーミングは適当です。アレキサンドライトすきなんです。

 

 FEシリーズ最新作。絢爛華やかなニューヒーロー達がシリーズ歴代キャラクターの力を借りて戦う英雄譚のSRPG

 

 何よりも良いのがそのゲームシステムとゲームバランス。新要素であるブレイクやチェインアタックを初めとした前のめりなシステムに各兵種のユニークな仕様は手堅く歯応えあるバトルを形作り、そこに目玉要素のエンゲージシステムがド派手な合体に強力な必殺技でピンチを吹き飛ばす爽快感を加えていながらも、バランス崩壊させずにしっかりまとめ上げられていて最高に楽しいです。FEシリーズで初めてルナティック以上の難易度でのクリアも達成してしまって程にはメインの手応えの良さが実感できる作品でした。

 もちろんゲーム性周りを彩る心に響く音楽や一癖ありつつも知る程に愛おしいキャラクター達もまたストーリーとシミュレーションの魅力を何倍にも引き揚げてます。

 そんな触って直ぐに面白い、遊んで最高に楽しいゲームでした。

 

 

 そんな訳で今年はたくさん遊べた分、総合賞に上げたいソフトも多くてまとめも大変でした。嬉しい悲鳴ですね。

 通年ではマリオカート8DXの追加コース配信が終了して盛りだくさんのソフトになった事、来年にはSplatoon3の追加モードやポケモンSVの追加エピソードの終わりも見えていて、まだまだ楽しみな所ですね。

 

 来年も楽しいゲーミングイヤーになることを願って

 

 以上!