楽しい楽しい世界樹の迷宮設定語りの第3回。世界樹の迷宮V回です。
こちら前回。
順番通り3に行くと見せかけて今回はVです。
世界樹の迷宮Vはシリーズでは逆に新鮮な、いわゆるRPG的なファンタジー色のカラーが強い世界を舞台に様々な種族の冒険者が集まる色鮮やかな世界観が魅力の作品ですね。カラーチェンジや現代学生風の立ち絵の追加DLCなんてものもあったりするので、それらを網羅した見た目バラバラの面々が心内では志を同じくするチーム。そんなイメージでパーティを考えてました。
あとは新・世界樹の迷宮の流れを汲んだキャラクターボイスの実装などもこの作品からでしたね。折角なので全員にボイスを設定しまして、そこからキャラクターの中身を膨らませたり最初想定してたイメージとはまた違った一面を想起させられたりして面白かったです。
という訳で私が楽しい楽しい設定語り、今回もクリアデータは無くなっているので新しく作ったデータとちょうどリアルタイムでTwitterで呟いていた頃の画像が混ぜこぜでお送りします。
※世界樹の迷宮Vの5層のネタバレあります。
アルカディアの大地にあるという施設、「星夜の家」。
かつて「騎士」の二つ名を冠していた老年の冒険者が引退してから建てたというその館では、様々な原因で家族や住処を失った子供達が種族の分け隔てなく引き取られていた。
幼い頃引き取られてきたアースランの少年フリットは、成長するにつれ館の主人に聞かされた冒険の話に憧れ自らも冒険者を志す様になる。
アイオリスの街で発令されたという世界樹探索の令に挑むべく、彼は夢を共有する仲間たちと訓練を積み旅立ちの日を目指していた。
「騎士」と旅立ちを約束した日、18歳の誕生日。朝の日課で外回りをしていた彼は館の裏山に流れる川の浅瀬に1人の少年が流れ着いているのを見つけた。
見たこともない服装に身を包んだ少年はほとんどの記憶を無くしていたが、ハッキリと覚えている事があった。
「行かないと…世界樹の頂上に…」
偶然出会った2人の少年とその仲間達は旅立った。
師から受け継いだチームの名、「スターリィナイツ」を掲げて。
・フリット (ボイス01 熱血)
【年齢】17
【趣味】読書、射撃訓練
【好物】コーディアル、ベリー類、ローストビーフ
【特技】鉱石・古物鑑定
スターリィナイツのリーダー。友情に厚い熱血気質だが、根は真面目で皆を率いるまとめ役。
幼い頃に戦火で村を焼かれ独りで死にかけていたところを「騎士」に保護された。「騎士」直伝の龍砲と盾術を駆使して最前線で仲間たちを護っている。
子供の頃から未知の世界に対する興味が強かったのに加え「騎士」に対する憧れから冒険者を志し、同じように冒険に出たいと思っていた仲間を誘って冒険に出ようとしていたところ、偶然家の近くに流れ着いた澪と出会い道行を共にするが…
・澪 (ボイス02 好青年)
【年齢】18(?)
【趣味】天体観測
【好物】サイダー、白身魚
【特技】植物鑑定、拳闘
星夜の家に流れ着いた記憶喪失の青年。ミオ。常に落ち着いている様に見えるが、気付くとふらっと単独行動しだすマイペース。
どこから来て何をしていたのかは覚えていないが、アルカディアとは全く違う様相の街で暮らしていた思い出と「世界樹の頂上に登る」という使命の記憶が残っており、その記憶をたどり自身のルーツを探ろうとする。
身体に染み付いていた格闘術と何故か有する世界樹の生態系の知識を頼りにそのまま一人で世界樹の迷宮に向かおうとしていたが、心配したフリットにチームに誘われ取り敢えず一緒に行くことにする。
ほんの偶然で出会いチームを同じくした2人、しかし一見暑苦しい熱血漢だが内面は慎重派かつ理論派なフリットと、一見おとなしそうだが実は直感的で行動派な澪とは冒険者としての反りが合わない場面目多く、2人は冒険中に幾度となく衝突を繰り返す事になる。
しかし冒険と戦いの中で助け合う内にフリットは澪の孤独の中にあっても希望を見出す芯の強さを、澪はフリットの傷ついた他者を放って置けない優しい人柄を認め合い、気の置けない相棒同士となっていくのであった。
そんな澪の正体は世界樹第5層のビオトープを建造し管理していた先史時代の人間の生き残りだった。世界を滅びの化身から守る為に若くから星の再生計画に携わっていた彼は、原始の主によって他の仲間が滅ぼされる際に脱出装置により世界樹の下層に射出され脱出させられていたが、緊急脱出の衝撃と仲間の全滅のショックにより記憶を失ったのだった。
しかして世界樹の頂上を前にして全てを思い出した澪にはギルドの友が新たな仲間として共に居る。そしてフリットはもう自分のような孤独な人間を生み出させないという強い意志が有る。
滅びの化身を前に心を一つとした2人の冒険者を先頭に、スターリィナイツの最後の戦いが始まるのであった。
・シャオユ (ボイス34 クール)
【年齢】19
【趣味】氷像・彫刻作り
【好物】ジャスミンティー、饅頭
【特技】木材鑑定、氷魔法
子供の頃に森の奥に住んでいたルナーリア族の一員だったが、魔物の毒による環境悪化から起きた飢饉で口減らしのために捨てられていた所を「騎士の家」に拾われた少女。勝ち気で言葉に軽く棘があるが、世話焼きで放っておけない性格。手元の細かい作業が得意で一人黙々と木彫りなどを作る趣味がある。
ほぼ同時期に少し遅れて拾われてきたフリットとは幼い頃から小競り合いや競走を繰り返し張り合いながらも、訓練で生傷を作りがちな彼を見守り育ってきた幼馴染。冒険者として活動することに興味はあまりなかったが、内心フリットと行くなら楽しいかもとは考えていたので、ギルドに誘われた際は口では心配だからしょうがないなと言いつつも嬉しく思っていた。
そんな彼女も冒険の中での交流と経験が、他人の為だけじゃない自分の歩みたい道を見つけるための見識や興味を得る経験となっていくのだった。
ギルドではフリットと澪の衝突を両成敗で諫めるポジションが多い。数年遅れで「騎士の家」に入居したマトイの事は年上ながら目の離せない妹のように思いつつ、普通の友達になりたいとは思っている。
・マトイ (ボイス33 真面目)
【年齢】22
【趣味】鍛錬、昼寝
【好物】煎茶、干物
【特技】剣術
幼い頃、山道で野盗に襲われ両親を殺されたところを「騎士」に助けられたセリアン。そのまま「騎士の家」に引き取られた際は獣のように気が立っていたが、「家」のメンバーと触れ合う内に本来ののんびり屋な気質を取り戻していった。
今では大切な人を守る力を手に入れるために剣術を鍛えながら、のどかな日常を送っている。フリットのギルドに誘われた際は自身の力が活かせる時が来たとすぐに承諾した。
素直で謙虚な性質が強くギルドのメンバーの事は皆尊敬しており、フリットと澪の意見の衝突の場でもどちらの言い分からも学ぶべき点があると真剣に受け止めぶつかり合うがままに見守るため、無自覚に2人の熱を覚ます事に一役買っている。
「騎士の家」に来た気が立っていた頃からずっと辛抱強く寄り添ってくれたシャオユには特に強い憧憬を持っている。
・アニス (ボイス25 活発)
【年齢】38
【趣味】料理、菓子作り
【好物】モヒート、珍味
【特技】薬草調合
「騎士の家」の職員で「騎士」の友人。「家」では子供達の健康管理と炊事を主にしていた。メンバーの笑顔を何より大事にしており、話好きで宴会好きで盛り上げ役。少し厚かましく酒飲みで多少下世話。年長者として自分からフリットのギルドに押し掛け気味に加入した。
かつて冒険者として活動していた事もあり優しく頼りになる大人だが、野次馬とお節介で首を突っ込みたがる性格のため、真剣に真に受けられるマトイ以外のメンバーのフリットには苦笑いされ、シャオユにはウザがられ、澪にはスルーされがちの残念な面も。だがギルドのメンバーを守りたい思いは本物だということも皆には理解されてる。
皆を無事に世界樹の頂上に連れていくという「騎士」との約束、そして自身の信念のために最後まで戦いの中で奮闘し続けた。
はい、こんな感じです。
ちなみにギルド名の「スターリィナイツ」は直前のプレイしていたセカダンのものを流用しており、引退した元冒険者というのもセカダンで使用していたPCで...みたいな、楽しいですね。
それでは次回に続く。
以上! > L(・ω・))))><