ゲーミング・イン・フェルノ

ゲームと趣味の雑記帳

シン・ポケットモンスター

 最新作ポケットモンスタースカーレット・バイオレットの発売日も気付けば目前、という訳でだいぶ前にクリアしました「Pokémon LEGENDS アルセウス」の感想雑記です。

 

lennlenn.hatenablog.com

 ファーストインプレッションはこちら。とはいえ言いたいことは大体こちらで言ってしまってる気もしますが。

 最初に提示された世界観の空間と、ゲーム体験の時間が最後まで広がりを見せ続けるる最高のポケモン体験でした。

 

 以下レビューと言うほどの物でもない、掻い摘んだよかったポイント語り。

 微ネタバレ注意。

 

 本作は本編シリーズから見て過去の時代、まだ人々がポケモンを畏れ距離を測りつつある時代が舞台の作品ですが、この時代設定とガッチリ噛み合ったゲームシステムが何よりの魅力。

 本編では草むらに潜むことが多いポケモンたちが雄大な自然を闊歩し、モンスターボールも普及してない時代の人々が寄り集まってムラを作る。そんな世界をベースにこの時代初のポケモン図鑑を完成させるというのが本作のメインシナリオですが、まさに本編から見た過去の時代を舞台にした事であらゆる要素がリアルな温度感を持ってこちらの感情をゲームの内側に入り込ませます。

 初代ポケモン赤緑ゲームボーイで遊びながら夢想した、ポケモン世界で生きていくような実感を味わえる理想のポケモンに限りなく近づいたと感じられる遊び味でしたね。

 主人公が体を張って野生の牙を剥くポケモン達と向き合うアクション要素、探索フィールドでポケモンの様子を探り図鑑のタスクを埋めるリサーチ要素、どちらも本作の目玉ですがポケモンと人間の関わり合いの黎明をこの手で直に感じてるかのような体験がしみじみと良かったです。

 

 こちらシナリオクリアメンバー。相棒のダイケンキはようやくアシガタナを振るったアクションがバッチリ魅せられる機会に恵まれた感がありますね。カッコいいです。

 イダイトウ、オオニューラは今作の新ポケモンの中でもお気に入りの2体。イダイトウは元から好きな魚のイトウがモチーフで大満足ですし、オオニューラはバトル中のキレのあるモーションがイカしてます。

 ドダイトスサーナイトは元々のダイパで連れたりしてましたが今作でも頼れる子達でした。ドダイトスは通常のものより大型のオヤブン個体ですが、この重量感が最高ですね。

 同じくオヤブン個体のゾロアークも強力なタイプと技で活躍してくれました。ヒスイのゾロアゾロアークはPOV方式の事前PVやオリジナルアニメ「雪ほどきし二藍」など本編外でも印象的な出番が多かったですね。

 

 本作の拠点となるコトブキムラ。最初はポケモンも殆どおらず人々が外の世界に怯えながら暮らす静かな村も、ストーリーを進めるごとに住人達がポケモンを受け入れていって人とポケモンが暮らす賑やかな場所になっていく様が暖かいですね。

 

 登場人物もみな魅力的で、今までのシリーズではポケモン達との関係は既に完成されたキャラクターが多かったですが、各々がそれぞれのやり方でポケモン達と触れ合っていくストーリーが新鮮です。

 特に本作キーキャラクターの一角であるセキとカイ周りのイベントでは、カイはシンジュ団コンゴウ団の人々との交流・ポケモンとの対話を以て心の横の繋がり(=空間)を広げ、セキはムベさんや主人公らの技術を学びそれを後の人々にも伝えていく事で心の縦の繋がり(=時間)を生み出そうという本編ダイアモンド・パールでも示された時空と心の関係を人とポケモンとの交流を持って描いていて、まさにポケットモンスターダイアモンド・パールの外伝作に相応しい物語でした。
 

 これはショウ先輩です。良いですね。

 

 そんな訳でPokémon LEGENDS アルセウス、私が昔から夢見てた理想のポケモンゲームに限りなく近い最高の世界でした。楽しかったです。

 そんなレジェンズの基盤を受け継いだシリーズ最新作、オープンワールドを舞台にしたスカーレット・バイオレットも目前。こちらも期待大ですね。

 

以上!> e(・ω・)))><

 

インフェルノ・ゲーム・ショー

 カイロソフト開発のゲーム会社経営SLG「ゲーム発展国++」。

 架空のゲーム会社社長となって社員の雇用をしたり開発の管理をしたり、やがてはゲーム大賞グランプリを獲得するようなゲームソフトを産み出すことが目的の手堅くも遊びがいのあるシミュレーションです。

 私も最高のゲームを開発すべく楽しくプレイしてます。

 

 という訳で久しぶりの更新のリハビリにゲーム発展国++で作った架空のゲームソフトの紹介・解説記事です。

 純然たる妄想の記事ですね。やはりこういうのが気楽でいいです。

 

 ちなみにゲーム会社の名前は「ネオイメエポ」です。(真っ直ぐな瞳)

 

f:id:lennlenn:20221008210411j:image

・スポラテェェン

 複数人のプレイヤーが地面のマス目に色とりどりのイカのピースをはめ込み合い、その面積を競う対戦型パズルゲーム。都会のストリートや公園をバトルフィールドに人型に変身したイカが十本の腕でピースを置き合う世界観が特徴。

 様々なポーズをとるイカのカラフルなピースが地面にギッシリと並べられる絵面に物珍しさは有ったものの、システムやバランスの作り込みの甘さからファーストインプレッションのインパクトに中身が伴っていないとの評価を受けがち。BGMは概ね高評価。

 某有名作品のパクりだとの指摘を受けて炎上した事も。


f:id:lennlenn:20221008210408j:image

・廻戦寿司シャリギア

 深海より復活せし邪神殿ワダツミ楼!その中から次々と押し寄せる海鮮怪獣たちに呼応するかのように立ち上がった古代の巨大ロボット・廻戦寿司シャリギア!連綿と続いてきた戦いの螺旋を終わらせるために、1人の見習い寿司職人「江戸前カン太郎」がシャリギアに乗り込んだ!

 シャリギアを操作する為の純白のシャリコンソールは、海の至宝たるネタドライブを載せることで真の力を発揮する!今、寿司の旨味を駆動の力に変え、鋼の寿司職人が世界の平和を握り込むべく立ち上がる!

 ロボットアクションに寿司屋経営シミュレーションの要素を合わせたゲームシステムが特徴の作品。

 主人公の乗り込むロボット・シャリギアを動かすためのアイテム「ネタドライブ」は「エンガワブレード」、「大トロンバスター」を初めとする120種類以上のラインナップがあり、深い戦略性と多彩なアクションが楽しめる。ただ、その収集のための寿司屋経営パートがサブイベントの割にやたらシビアなバランスで、効率よく店を回転させないとすぐに経営破綻に陥るのが厳しすぎるとの声も。

 ストーリー面については熱さと勢いは有るものの、毎回戦闘不能にした怪獣に主人公のカン太郎が寿司を振る舞い満足した怪獣が涙ながらに帰っていくという展開が最終章まで続くワンパターンさがマイナスとも。


f:id:lennlenn:20221008210405j:image

・忍獄廻牢~恋遁帖~

 対立中の敵城に囚われた忍者を主人公に、牢屋の鉄格子を挟んで出会う人々と交流を深めながら、最後には交流相手を利用して祖国に帰るか敵国に寝返り相手と添い遂げる道を選ぶかの選択を迫られる戦国恋愛ADV。

 時間や行動の制限が強い中で目当ての人物の好感度を稼がなければならないシビアなシステムに、アクの強いストーリー展開と登場人物は良くも悪くも話題になった。

【登場人物】

・久志乃(くしの)(名前変更可):本作の主人公で炎石(えんせき)国の明土(あけつち)将軍付の忍者。密偵として敵国である酉季(とりき)国の将軍家・富豊(とみとよ)の城内への潜入任務中に捕縛されてしまい、地下牢に囚われてしまった事から本作の物語は始まる。戦闘は不得手だが他者の感情を読み取り優位に立つ五車の術に長けており、囚われの身でありながらも酉季城の人々から脱出と酉季国攻略の秘策を探ろうとする。

 他者の感情を揺さぶる術の研究を重ね続けた末に本人も自身の感情の在り方に揺らぎが生じており、忍者の割には他人に共感しやすい。また炎石国の民や豊かな自然には思い入れが強いが他国へ積極的に戦いを挑み虐殺を行う明土将軍の暴虐なやり方には疑問を抱いており、炎石国への脱出か酉季国への寝返りかに揺らぐ事となる。

 

・福島百次(ふくしまももじ):主人公を見張る牢屋番。実直そうな青年だが、それなりの良家の長男でありながら優秀な次男に何一つ敵わず、長男である事を隠匿させられてまで地下牢の番兵に当てがわれていることに深いコンプレックスを抱いており、ゲーム最序盤のチュートリアルとしてあっという間に籠絡される。

 寝返りルートでは弱者や冷遇された者に寄り添える優しい心の持ち主である事を主人公に見出され共に成長していく事を決意する希望あるストーリーなのに対し、主人公に利用された事に気付く脱出ルートでは今までの人生で溜め込んできた不満と劣等感を爆発させて襲いくるギャップが特徴的で担当声優の初出演作とは思えない熱演もファンの間で話題となる。

 

・大谷月音(おおたにつくね):酉季城の神事を司る巫女で地下牢に貼られた侵入者避けの結界の様子を見るために時折訪れる。彼女から結界の弱点を探ることで外部との連絡が付きやすくなり攻略がしやすくなるので重要なキャラクターではあるが、ポーカーフェイスで台詞も無機質な物が多く攻略難易度は高い。実は将軍家ではなくその家臣団の一人への友情と憧憬から酉季城に仕えている事を見抜く事が心を掴む鍵であり、その家臣の生死によっては脱出ルートでも共に炎国に渡り添い遂げることができる珍しいキャラクター。

 担当声優が主人公の回想に登場する亡き母親と同じである事がファンの間で考察の種となっていたが、後のスタッフインタビューで偶然の兼ね役である事が語られた。

 

・石田怜刄(いしだれいば):富豊家家臣団の筆頭であり、主人公を罠にはめて捕らえた張本人。頭が良く周り将軍家に対する忠誠心も絶大な堅物で五車の交渉術に対する耐性も最も高く、そのうえ高齢化と共に耄碌し始めた富豊将軍の蛮行を忠信から諌めた末に処刑されることもよくあるので攻略難易度は高い。主への忠誠を試される試練を前にしている心情を主人公と共有できるかが攻略のポイントとなっているが、その情報も石田本人ではなく彼の親友のキャラクターから聞き出さないといけなく、そこまで攻略が進んだ頃には大抵処刑されているので初見プレイでは攻略するのが不可能と言われている。

 オープニングムービーで異様に人相が悪い作画のパートがある事がよくファンの間でネタにされる。

 

・加藤瀬芹(かとうせせり):主人公の尋問を担当する狂気的なクノイチ。かつて主人公の師匠である忍者頭領に屈辱的な大敗を期して以来精神の均衡を崩しており、その狂気を弟子である主人公にぶつけようとする。なんとかして狂気を解いてその内にある忍びの者としての誇りを取り戻させられるかが攻略の鍵となるが、選択肢一つで好感度が乱高下するうえに容易に死亡エンディングに入るフラグを立てるので攻略難易度は高い。

 しかし有志の検証で、攻略相手にアイテムを贈る賄賂パートの際に効果の薄い草鞋を一定数渡すと好感度が最高値に上がってしまうバグが見つかり、一時期二次創作で草履マニアキャラが定着する騒動があった(現在バグは修正済み)。

 

・お初(はつ):主人公の後輩である炎石国の忍者。攻略キャラではなく毎月の終わりに牢屋番の目を盗んで密会する事ができ、攻略キャラのステータス情報や便利アイテムを調査ポイントと交換してくれるサポートキャラ。

 かつての任務で命を救ってくれた主人公の事を心酔気味に尊敬しており、脱出ルートでは最後まで頼れる相棒として協力することになるが、寝返りルートでは裏切りのショックから愛憎に囚われた刺客として狂気的に主人公の命を狙おうとする。主人公との心的な距離が近い割にルートによってはあっさり主人公に斬り捨てられたり逆に裏切られた事を責め続けながら主人公を滅多刺しにしたりと極端な行動や扱いがされる事もあってか、熱心なファンとアンチが共に多い。後に出たファンディスクで専用の攻略ルートのシナリオが追加されたが、その破天荒な内容にまたも賛否が真っ二つに分かれている。

 

f:id:lennlenn:20221008210359j:image
・狐狸戦記ゾロラクーン

 コリ暦1467年のファー大陸。サドガー皇帝率いるタヌキ帝国とタマモ女王率いるキツネ王国の戦いは熾烈を極めていた。

 タヌキ帝国の一兵卒ムジナは第3茶釜部隊の隊員としてキツネ王国軍との戦いに明け暮れていたが、ある日深い霧の中での森林行軍で部隊からはぐれた彼は同じように軍からはぐれたキツネ王国軍の軍師イナリと出会う。森林を抜けるためにイナリと一時休戦し共に旅路を行くことにしたムジナは彼からタヌキ帝国のサドガー皇帝の権威を揺るがす重大な秘密を聞いた。

「馬鹿な…!サドガー皇帝はタヌキ帝国を建国した狸神権現イエヤス様の正統な末裔のはずだ!」

「それは皇帝によって創られた嘘の歴史だ。我々の調査によれば彼は正統なタヌキ皇帝じゃない。アライグマだ。」

 揺らぐムジナの思い。旅路の中で出会う狸剣士ザンヨウ・大茶釜騎将ブンブク・妖狐術士フェネク等の仲間たちとの衝突、和解、交流。敵対する2国の間で暗躍する謎の覆面ウサギ集団の思惑。

 タヌキとは...?キツネとは...?血統は使命を縛るのか?友情は種族を越えるのか?長い旅路の果てに辿り着いた真なる故郷で、ムジナは本当の自分を知る…!

「えっ!?レッサーパンダ!!??」

 

 獣達のルーツをめぐる戦いの軌跡の物語、狐狸戦記ゾロラクーン!

 

 システムには可もなく不可もないそれなりのSRPG

 

f:id:lennlenn:20221008210402j:image

ルミナスアークR

 あの伝説のシミュレーションRPGが復活!

 個性豊かなキャラクター、豪華声優陣による熱演、ドラマを盛り上げる豊かなBGM、王道かつドライブ感に満ちたアツいストーリーはそのままに、バトルマップ・ワールドマップでのテンポ感向上、バトルバランスの見直し、アイテムソート完備、呪言システムの行える拠点の増加、サブイベントの進行状況の明確化、フリーバトルの強制発生の撤廃、フリーバトルのランダム発生も撤廃、2周目で回収できないアフターブレイクがある仕様の修正、ウィウィのジャンプモーションの速度アップ、ギャラリーモードでのサムネイル表示追加等々の改修も入った決定版だ!

 DS版では仲間にならなかったあのキャラクターがプレイアブルユニットになる追加シナリオも追加!イベントムービーも増量であの覚醒シーンやあの命名シーンがフルボイスで蘇る!

 それが、ルミナスアークRだ!

 

 

 という訳で、いつもこんな事を考えながらゲームしてます。はい。

 

以上!>L(・ω・))))><

【雑記】聖剣大剣神剣

 本日発売ゼノブレイド3!画像は昨夜。

 並び立つアイコンの時点で前作前々作との繋がりが隠しきれない本作ですが、それはそれとしてどんな新しい冒険が待ってるのか楽しみですね。

 

 そんなゼノブレイド3の前に最近プレイしたソフトを色々

ユグドラ・ユニオン

 GBA版を積んでるスティングのSRPG、switch版。画像は全ての槍使いを滅ぼすミラノ先生。

 独特の味わいがある世界観とユニークなゲームシステムはそのままに、遊びやすく手が入れられていているので進めやすく。

 

 一手一戦闘が大局を動かすシビアなバランスもそのままに。ゴールが目の前なのにイチタリナイ!

 

モンスターハンターライズ:サンブレイク

 去年さんざ楽しんだ傑作アクションゲームの大型追加コンテンツ。

 和風イメージだった本編の舞台を飛び出し、いつものモンハンな雰囲気の城塞高地で新たな狩りを。

 配信直前に行われたバージョンアップで愛用武器のチャージアックスに充実のアッパー調整が入り、その時点でアクション満足度倍増ですでに楽しかったのですが。アクション連携の滑らかさと属性攻撃の判定アップで至極快適です。

 

 目玉の一つ、NPCのハンターが共に狩猟をする盟勇システム。ついにモンハンがゴッドイーターに追いついてしまいましたか。カノンちゃん枠居ましたし。

 ソロ専でも共闘気分が味わえる上に毎度狩猟の前線における存在感が希薄になりがちなハンター系NPCの面目躍如ないいシステムですね。

 

ファイアーエムブレム無双 風花雪月

 ファイアーエムブレム無双の新作にして風花雪月の番外編。

 風花本編のストーリーを少しずらしたことから始まる大きな歴史のうねりの中をパワーアップした無双シミュレーションアクションで駆け抜ける。

 

f:id:lennlenn:20220729210637j:image

 まだ青獅子ルートしかクリアしてませんが、前作FE無双からよりシミュレーションとしての戦略性と無双アクションの爽快さの融合はパワーアップしており楽しかったです。

 本編との対比を強調したメインストーリーや、新たな出番を与えられたキャラ達の活躍も新鮮でした。

 

ゼノブレイド2

 黄金の国イーラのヒトノワレベルMAXが完了していなかったので終わらせるなど。ひたすらユニークモンスターの討伐でしたが。

 ゼノブレ2は本編からイーラまで人とブレイドとその他多くの存在達の間の「繋がり」を描いたストーリーだと思っていますが、その集大成とも言えるイベントやご褒美のスチルが胸に沁みましたね。

 

 逃れられない...!?

 

 2周目の序盤だけ触ったりイベントシアターを駆使したりして2のストーリーも復習しましたが、前述した繋がりの物語である事の再確認、特にイーラに関わるメンバーの理解度が深まってしみじみしちゃいますね。

 

ゼノブレイドDE つながる未来

 プレイしようしようとは思ってましたが後回しにしてたゼノブレDEの追加エピソード。3を目前にいい機会なのでクリアしてきました。

 メリアとシュルクをメインにした本編のエピローグにして、先の戦いからまた立ち上がった人々の未来へと歩み出す始まりの物語でもある良いストーリーでした。

 

 そして追加キャラクターのノポン族、ネネとキノが健気でかわいい。2人から語られるエピソードで不在のリキの株も上がり、わらわら付いてくるのポンジャー達も好き勝手暴れ回って充実のノポン密度。

 

 そんな感じで3へ繋がる準備万端!

 新しい世界、楽しみですね。

 

以上! > L(・ω・))))><

【雑記】ミニです

 昨夜ニンテンドーダイレクトミニのソフトメーカーラインナップがありました。やったね。

 初っ端予告段階では25分程度とされてた動画時間が30分超えてたのにはビビりましたが、中身も新作・続編・リメイクと盛り沢山で参りました。ミニとは?

 

 新作ソフトではスクエニ開発のファンタジー農業ライフゲーム「ハーヴェステラ」や、まさかのコラボ「ウルトラ怪獣モンスターファーム」辺りが個人的に注目です。

 ハーヴェステラはPV前半はもろにルーンファクトリーな雰囲気でしたが、後半の終末感はまさにスクエニのセンスが光ってそんな中での農業ライフも味わい深そうですね。

 ウルトラ怪獣モンスターファームは映像もずっと牧歌的な癒し枠。農業するゲーム多いですね?私の推し怪獣のギャラクトロンを育てさせろー(滅ぶ牧場)。

 

 めっきり多くなってきたリメイク・リマスターでは「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」と「ペルソナ」シリーズのswitch版が驚き。それぞれが違った意味でついに来たか、という印象を受けますね。

 ロックマンエグゼは特に4〜6は当時やり込みましたし、ペルソナは3はクリアしましたが4と5は序盤までしかプレイできていないのでどちらも惹かれてしまいますね。

 

 そんな感じで他にもまだまだ注目情報はありましたが、ニンテンドーダイレクトは今回も刺激的で明日のゲームを遊ぶ気力がまた湧いてくるってものですね。

 

以上! > L(・ω・)))><

【雑記】アニバッサリ

f:id:lennlenn:20220624214556j:image

 お誕生日でした。カラムと一緒。

 

 ついでに先週18日はこのブログも3周年でした。万年3日坊主が3年も続けられたなら我ながら大したものだと褒めてやってもいいでしょう。低頻度更新なのでギュッとしたら半分以下になるでしょうが。

 

 周年を迎えるたびに今年も折り返し。

 明日からまた頑張って生きていきます。えいえいおー。

 まずは本日発売のFE風花雪月無双がやりたい!

 

以上! > L(・ω・)))><

ルミナスアーク再訪録〜疾風怒濤編

 ルミナスアーク再プレイ日記、第3回。本日も粗目にざっくりまとめます。

 広い世界をあっちに行ったりこっちに行ったり彷徨った前回ですが、今回は荒ぶる嵐のような展開が次々とプレイヤーを巻き込む初代ルミナスアークの本領発揮な回になります。

 

前回

lennlenn.hatenablog.com

 

・前回から

 錬聖魔女のイリスが降臨した流れで、その動力である雷のラピスがかつて襲撃されたサキの故郷から奪われたものだとサラッと明かされる。全ての憎しみが収斂していく教団はヒドいところですね。

 ところでヴァネッサ・イリスとの連戦辺りからバトルも難関が増えてきますが、強めの敵ユニット2、3体に囲まれて連続で殴られるとあっさり落とされるバランスのバトルにおいて、行動順確認にいちいちシステムメニュー開かなきゃいけないのがただでさえ重めのテンポを悪くしますね。

 まぁこの辺は明確にシリーズ重ねて良くなっていった点なので良いんですが(良くなかったからシリーズが終った)(悲しい)。

 

・ヒース様と

 久しぶりに再開したヒース様に裏切り者呼ばわりされてしょんぼり。掛け合い台詞の中の「断罪」含有率が爆上がりする。

 

 ここでフェイタルハウンドの隊長を任された時のタイマンがリフレインされるのは切なくもアツい展開。
 勝負自体はポイントショット×4で勝利しました。これが聖銃士の力だ。

 魔女によって生まれた不幸に報いなければならないと言い切るヒース様もイリスと何か因縁がありそうなご様子。

 

・突然のサムライ

 裏切り者として処断されそうなピンチを救ったのは突然現れたサムライだった。

 謎のサムライことカイさんは壊滅したユーラス騎士団の生き残りだとか。何やら秘密がありそうですが、この後レオンが離脱して空いた物理の穴を補うのによく働いてくれました。

 

f:id:lennlenn:20220619211428j:image

 しらっと加入してなんとなく付いてきてる割に、ちょいちょい知ったような顔で話を締めるのでジワジワくる。

 

・揺れるアルフ

 いつの間にかえらく魔女側に染まってるアルフくん、ルーシャにも突っ込まれる。ヒース様に受け入れられなかった事がショックで落ち込んでることも相まって、ルーシャとテンポ良く喧嘩別れしてしまう。「このウジウジ男ッ!」ですって。

 この辺の流れ、序盤のアルフはヒース様や教団の教えを絶対の物としてたのが初めて触れる魔女たちの考え方に影響を受けてと、運命の流れに振り回されるままにここまできたアルフ自身の意志が問われてる訳ですね。頑張れ主人公。

 

・レオンの話とか

 それはそれとしてレオンの父が、アンドレに騙し討ちで殺された前騎士団長だったことがぶち込まれる。急だな?

 アンドレとの因縁が突然ポップしたレオンはアンドレを追って離脱。カイがぬるっと話を締めて次の章に。ヒース様との決別辺りからルミナスアークくんがアクセル全開絶好調でドンドン話を加速させていく。

 

・アルフ覚醒

 ナーバスなアルフを囲んで発破を掛ける会が行われ、アルフくん復活。展開はサクサクですがヒース様と向き合うのにかつてのヒース様の教えが活きるのは、言われるがままでは無く自分の選択により選んだ志として簡単に捨て切れるものじゃない絆の形の表れで良いですね。

 

 再会したルーシャとすごい勢いで仲直りしたアルフはリムブレイバーにクラスチェンジ。躍動感のある改行。

 相変わらず展開のドライブ感がすごいですが、そもそもルーシャはシナリオ後半の頭くらいに加入し直すまでパーティにいなかったり本筋に絡まない時期が長いのがこの辺の展開の唐突感にブーストを掛けてる気がしますね。ルーシャは信じてたんだからええねんええねん。

 クラスチェンジしたアルフは物理完全無効するわ魔法完全無効するわ範囲大回復するわで燃費は悪いものの強力な要塞っぷりを発揮。防御系ビルドの主人公というのはルミナスアークに限らず珍しい気もしますが、魔女を守る騎士としての力ってことでしっくりきますね。銃からビームも出る。

 仲直りしたアルフとルーシャのアツいいちゃこきを見せつけられ、クレア様のざっくりとしたまとめを受けて次の章へ。最序盤のルーシャは記憶してたよりだいぶロッケンローラーでしたが、アルフ覚醒前後のルーシャも記憶してたよりだいぶ甘々で、これがCV平野綾のトラディショナルツンデレーですか。パワーがありますね。

 

・天使降臨、セシル覚醒

 ギャルな天使が降臨しマザーラピスが破壊されるが、ラピスに封印されていたセシルの星影の魔女としての記憶と力が解放されてセシルが凄いイメチェンを果たす。一章に詰め込んで許される癖の容量を超えてませんか!?

 しかし先のアルフ覚醒のように周りに課せられた使命より自身の意志に従って戦うってのは初代ルミナスアークで一貫したテーマですしセシルの魔女への覚醒は序盤からしっかり布石も置いてるから唐突感もそんなに無いですが、司祭なのに魔女に与する矛盾に悩んでそれでも自分のやりたい事をやってみる…!って流れからの実は魔女の使命があったからヨシ!する剛腕っぷりは大概凄くてスゴい。ルミナスアークが止まらないぜ。

 このステージ、天使は強かったですが覚醒したセシルも強く、無事勝利を納めるのでした。

 

 という訳で今回は短めですが、ヒース様との決別、謎のサムライ出現、ルーシャと喧嘩、アルフくん凹んで立ち直って、ルーシャと仲直りしてアルフくん覚醒、天使が降臨してセシルはイメチェンと怒涛の展開で進みました。

 ヒース様との決着はまた次回。

 

以上! > L(・ω・))))><

エグゼイド2周目感想 第7話〜サムLieスピリッツ

f:id:lennlenn:20220618203619j:image

RKFのガシャコンスパロー。装動ギリギリチャンバラは...。

 

前回

lennlenn.hatenablog.com

 

 エグゼイド2周目感想、第7話の巻。

 嘘吐き監察医な貴利矢の人となりを掘り下げる今回、放送当時も高評価だった思い出深い名エピソード。

 どれくらい高評価だったかといえば、装動ギリギリチャンバラが速攻で売り切れて結局買えなかった位ですよ!ずっと買い集めてたから悔しかった...。

 

第7話「Some lieの極意!」

 

・貴利矢の話とか

 前々回念入りにゲンムに痛めつけられた貴利矢サイドからスタート。友人の遺体を前に絶叫する悪夢を見てうなされてます。爆走バイク回ではゼロデイで死んだ友人なんて嘘だったと言っていましたが...?なんて一筋縄じゃいかない事情が有りそうな描写。

 ここからかつて自身が犯した過ちの悪夢、家族に見舞いに来られる隣の患者に微笑ましくする様子、そんな隣人がゲーム病を発症したのにCRから一人締め出されたりと貴利矢の孤独を強調するようなシーンが続きます。後に明かされる事情から、本音を明かして誰かと共に協力することを避けていた彼も独りでやっていく事に限界を感じ始めたのかもしれませんね。それがあんな事になるなんて...。

 グラファイトも最近の独断行動を咎められて黎斗にバグヴァイザーを没収。そんな黎斗も貴利矢に正体がバレた事を詰られますが証拠はないと開き直り。ギスギスしてますね。

 グラファイトの人間体はドラゴナイトハンターZのNPCがモデルになってる事がVシネマで示唆されてますが、元々人間の姿で生まれたバグスターはアイテムを使った「培養」でないと怪人体になれないんでしょうかね。ラブリカと合わせてケレン味はあれど微妙に不便。

 未だに認め合い切れてない永夢と飛彩による同時変身でオペ開始。ギスギスしてますね。

 今回のゲーム病患者の岡田さんに感染していたのはギリギリチャンバラとジェットコンバットの2つのゲームで、今回のメインであるギリギリチャンバラは一発喰らっただけで命取りになる一撃必殺の真剣チャンバラゲームだそうです。尖ったゲーム性だけど面白そうですね。メインキャラの装備が鎌二刀流なのもだいぶ尖ってますが。みんなレベル3装備で画面も派手で楽しい。

 

・貴利矢の本音とか

 戦闘を妨害してきた黒いエグゼイドに頭を悩ませるCRメンバーに協力を申し出てきた貴利矢。ゼロデイで死んだ友人の無念を晴らすためにバグスターの謎を突き止めたいと言えばそれは嘘だったじゃないですかと言われたり、黒いエグゼイドの正体がグラファイトだと嘘を吐いた事を指摘されたらそれは「真実からあんたらを守ってやる為」だとか、2周目視聴だからこそ嘘とホントを繰り返す貴利矢の心の微妙な距離感の動きが見えて面白いですね。やはり一連の活動の中で、孤独にやっていくことにそろそろ無理が出てきたのかどうなのか。

 岡田さんにゲーム病の事を告げる永夢を見て友人・淳吾にゲーム病の事を伝えて恐慌に陥らせてしまった過去を思い出す貴利矢。衛生省から機密文書を取ってきたらしく、この頃から探偵アドベンチャーゲームのPCめいた行動力がすごい。ほんとにただの監察医ですか...?

 永夢の真っ直ぐな正直さに「真実が人の人生を狂わせることもあるんだ」と忠告する貴利矢は、今までの飄々とした振る舞いとは違う真剣さで彼の核となっている信条が見えてきます。メイン回である今回は特にそうですが貴利矢を演じる小野塚勇人さんは嘘くさい台詞を喋る前に一度表情を作ってから話し出したり、激情から永夢に食ってかかった後我に返って白衣を直してやったり、一挙手一投足の細かい所作から心情が読み取れそうな細かい芝居が光ってますね。

 患者の岡田さんが死後残される娘のしおりさんのことを思ってわざと突き放すような事を言ってる事を見抜く貴利矢。数回見かけただけの親子の交流からその優しい真意を見抜く所に彼の観察眼と根っこの人の良さが現れてますね。

 

・ギリギリチャンバラ

 そんな岡田さんにストレスを与えるためにしおりさんを狙うギリギリチャンバラのコラボスバグスターを止めるべく現場に駆けつけた貴利矢と永夢。貴利矢は「今日の自分に嘘は無い」と永夢に協力を求め、永夢も「今度こそ信じさせてくださいよ」とそれを受け入れる。コンビ復活のライダー・バイク同時変身が決まってます。

 忠告はしつつも永夢のどこまでも純粋な真っ直ぐさに魅かれ、だからこそ本音でぶつかっていった貴利矢。そしてその本気を受け止め今度こそ本気で手を差し伸べてきたのだと信じられた永夢。一度は利用し利用されつつも真剣にぶつかりあったことで復活したコンビな訳ですねチャンバラなだけに。

 真っ向からのタイマンでは叶わなかったチャンバラコラボスの刃をバイクの速度で凌駕、エグゼイドの爆走クリティカルフィニッシュでトドメとコンビの勝利でギリギリチャンバラのゲームをクリアする高速のバトルが見応え有りです。

 一方スナイプはジェットコンバットのコラボスと戦っていましたがそれはまた次回の話。

 

・貴利矢の嘘とか

 そして手に入れたレーザーレベル3チャンバラバイクゲーマーの姿。「ようやく人型になれたぜ」という台詞が物議を醸した鎧武者を思わせるフォームがカッコいいですね。装動欲しかったナー...。鎌二刀流と弓矢を使い分けながら軽口挑発混じりに相手を翻弄するバトルスタイルが貴利矢に合ってますし、レーザーのテーマの和風アレンジBGMもノリノリですね。滞空させた大量の矢をキックの衝撃で叩きつけるキメ技もイカしてる。

 そんな貴利矢によって告げられたゲンムの本当の正体が黎斗だという真実は、黎斗と瞬時に入れ替わったパラドの計略によってまたしても嘘だったということに。これでレーザーを信じるものはいなくなったとほくそ笑む黎斗が憎たらしいですね。変身見られたのは純然たるミスだったクセに...!この頃からリカバリー能力に優れたヤツです。

 とっておきの情報が嘘だった事になった上に飛彩によって友人の死もゲーム病ではなくただの事故死だったと追い討ちをかけられる貴利矢に、「本当のあなたはどこにいるんですか!?」と詰め寄る永夢。淳吾の事故はゲーム病を知った事による自暴自棄から来たもので今回も嘘を吐くつもりは無かったので、貴利矢としては改めて真実を告げることもできた訳ですが、ここで淳吾の死を自分の告げた真実が招いたことに改めて直面させられる訳ですね。

 ゲンム陣営が自分の思った以上に厄介だと思い知った事もあり、「少しは人を疑わないと意外なところで足元を救われるかもよ?」と嘯く貴利矢からは永夢を危険な真実から遠ざけようとする優しい孤独を再び身に纏った様に見えます。

 そんな貴利矢が永夢と共に真実に立ち向かう決意を決めるのはもうちょっと先の話。

 

 クリスマスの展開も決まってた貴利矢と視聴者に真実を共有させることで感情移入させつつも、永夢を取り巻くドクターのドラマは一層複雑になった回ですが改めて見ても良いエピソードですね。

 次回予告で見えてる誰かさんの「仮面ライダーは俺一人で十分だ」も合わせてドラマの加速が止まらなくてワクワクしますね。

 

次回、俺一人で十分だ